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映像とキャラクターを合成させるには、ぼかしを制するべし

と、考えました。

ぱっと思いつくのは、iPhoneのシネマティックモード撮影。
だけど、これは修正がiPhone上でしかできないので、面倒くさい。

次、決め打ちで撮影。
これは、予想がはずれると、撮影が無駄になる。
また、柔軟な脚本変更ができなくなる。

最後に思いついたのは、Blender上のコンポジットでぼかしをコントロールするということ。今日はそのやり方を探っていこうと思う。

まずは背景動画を準備。

ほぼ全てにピントが合っている

上に乗せる2Dキャラクターをグリースペンシルで作成。

適当な、なぞのキャラクター

とりあえず合成してみる。

なじまない・・・

背景動画を水彩画風に加工してみる。

Photoshopで動画を水彩画風に加工。
(Photoshopって動画も加工できるんだね!)

更に、上に乗せるキャラクターも、主線を薄くしたり、ライトが当たっているようにするなど、修正を加える。

Blenderのグリースペンシルのエフェクトの「ふち」を適応

背景と合わせてみる。

だいぶなじんできた

次にぼかし加工をして、遠いものはぼやけ、近いものにピントが合うようにする。

ぼかし方、背景とキャラクターの合成の仕方はこちら。

マスクは3つ使用している

完成した映像がこちら。

映像の動きとカメラの動きにズレがあるため違和感があるけど、マスクを使って映像にぼかしを入れる方法を今回は学びました。
これは、2D キャラクターのみならず、3Dキャラクターにも応用可能だと思っています。

参考にさせていただいた動画はこちらです。

ありがとうございました!

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