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動作術の会

参加してきました。
今日は股関節について。

まずは股関節の場所について。
「股関節」と聞くと、自分もそうであったが、身体の前面の鼠径部をイメージしてしまう。しかし、本当のところは尻側にある。尻に力を入れるとエクボができる。そこから横にグリグリしていくと、骨にぶつかる。そのあたりが股関節。
ここから動くことを意識するのと、間違えた場所の鼠径部から動くのを意識するのとでは結果が大きく変わる。
例えば蹴るとき。鼠径部を意識すると、背骨を曲げて脚を上げる形になる。そうすると、蹴れるものの威力は出ない。尻側の股関節に意識を持ってきて蹴ると、威力が出る。
お辞儀するとき、鼠径部を意識すると倒れないように後ろ重心になる。股関節から折ると前に倒れそうになる。物を押すときは、きちんと股関節に意識があると容易になる。

(例)
鼠径部を叩きながら、「ここが股関節」と3回繰り返して言う。その後相手を押す。押したら今度は、きちんと股関節を叩きながら、「ここが股関節」と3回繰り返して言う。その後相手を押す。
どっちが押せるか。

あとは足指の意識。
足指側に重心を傾けるわけでもなく、踵に傾けるでもない位置に重心を置いて立つ。そのまま下に股関節を曲げて降りる。相手の腕を掴みながらやると、崩すことができる。
中島さんのを受けて崩れるのは実感できたが、やるとなると全くできなかった。まっすぐ下に重心を下ろせなかったため。

本当の場所を理解して動くか、そうでないかで結果が大きく変わるのが面白かった。


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