特急の改札

今日乗った特急列車が昨日から今日までの見習いのメインと言っても過言ではないと思う。

確かに、昨日乗った特急列車もいろんなことが起きうる列車だったし、明日の泊まりでもメインで乗るものではある。しかし、今日担当した特急列車は休日にしか走ってないし、滅多に乗務しないエリアに行くことになるものだった。だから、どこで放送すれば良いかあまりわからなかったし、放送してからどのくらいで駅に着くのかもわからないし、どちらのドアを開けるのかもあまりわからなかった。そこは、昨日から教えてくださった先生のおかげでなんとかなった。それに、見習いが始まる前に見学にも行っていたから、なんとなくわかってはいた。

個人的に今日までの見習いを終えて特に大事だと思ったのは、無理をしすぎないことだと思う。改札を終えないといけないことはいけないが、ドアが開くのが遅かったりしてしまうほうが問題になる。実は、車掌の仕事には、ホーム上の安全を確認するというものもある(特に駅に進入するとき)。
最悪、終わらなかった分についてはどこかの駅で引き継ぐ車掌にやってもらえば良いものであるからだ。実際、百戦錬磨の先輩方でさえ、終わらないことは良くあることらしい(とはいっても、仕事が終わった時に報告しないといけないのは面倒ではある)。

次に大事なのは、経験量と知識だと思う。ぶっちゃけ知識量は経験量で賄えるところがあるように感じた。どういう対応をすれば、お客さまも社員も困らなくて済むか。これも経験量だと思う。もちろん失敗するのも大事だと思う。失敗からも学べるからだ。

あまり恐れることなく明日の最後の見習いに臨みたい。


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