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UX デザインインターンを迎えて。

もう半年もまえなのですが、23年の夏は私がいるチームに二人のデザインインターンがきました。二人ともニューヨークの学校からではありませんでした。一人はハーバードから、もう一人はUCバークレーから。ともにアジア人女子。どちらもデザインメジャーではありません。始めたのは私と三日違いで一緒にオンボーディングなどのトレーニングを受けました。彼女たちは会社が用意した寮みたいなところに入っていました。

他のチームにもデザインインターンがちらほら。カーネギーメロン、NYU など皆優秀です。このIT不況でどこもインターンを募集していないので唯一と言っていい金融に多く集まっているようです。それでも数えるほどでした。まぁ優秀でした。やはり有名大学だと賢いんですね。それに落ち着きがありものおじもしません。

しかし不思議なことにUXやデザインをメジャーにしている学生のインターンが皆無です。銀行だから来ないのでしょうか。デザインスクールからのインターンには出会えませんでした。ニューヨークにはパーソンズ、プラット、SVAなどデザインスクールはありますがあまりインターンはしないのですかね。私は大学院留学だったのですが、夏はなんかしら単位を稼いでいた気がします。当時は有給のインターンなど聞いたことがなかったので、夏にがっつりインターンをする感覚はありませんでした。私の場合は春のセメスターに週二くらいでインターンして、卒業と同時にその会社に就職しました。今思うともっと挑戦していればと感じます。大学院だと入学した次の年に卒業なのでのんびりできません。留学生もなかなかむずかしいですね。お金が発生するのでF1の学生はもう一苦労ありそうです。

私は小さいスタートアップでインターンしました。色々任されて楽しかったのですが、学びが少なかったです。私は日本で美大を出ていたのでそのお釣りのスキルでインターンが任される程度の仕事はできました。

かつてはインターンは卒業間近にするものだったとおもいます。今時の優秀な学生は秋入学したその秋に次の年のインターンをさがします。折からのテックの不況でなかなか学生には厳しいインターン戦線のようです。私がいた頃のメタではインターンこそいたものの卒業後の入社は約束されていませんでした。

インターンは就職とかなり結びついています。短期間に集中して働けるので4年大学なら2−3回はできるはずです。メタにきていたインターンも去年はGoogleだったとかそのまえはAmazonだとかいっていました。GAFAはおかねも旅費もなんでもでるのでいいですね。スワッグといって会社のロゴグッズもいろいろもらえます。わたしがメタにはいったときは靴下しかもらえなかったのですが、インターンはバックパックやTシャツ、水筒などいろいろもらえます。わたしの銀行(あまりフリーのスワッグはない)でさえインターンにはバックパックなどあげていました。

インターンの給料なんですが9週間で8000ドルくらいでるようです。GAFAならもっと。まったくうらやましい。


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