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モバイル&サウンド15〜音のポジション(レイヤー・サウンド)

音をシンプルに配置

まず最初に。。。モバイル&サウンド「13 & 14」で紹介したサンプル(note公式マガジンに追加)の確認。

小編成のバンドのライブ・アルバム等でよく使われる音イメージで、音数もシンプルで、各楽器の輪郭がハッキリしていて、下のような音ポジションになっている(ピアノがギターに置き換わってるパートもあり)。


レイヤー&シーケンス・サウンド

次に。。。今回紹介するのは、「レイヤー&シーケンス」的なサウンド。こういう音ポジション的なものも、「定番」的な手法。

この以前iPhoneのGarageBand+KORGのiKaossilatorで作ったショート・サウンドはー

「”エレピやシンセ・サウンドをいくつもレイヤー”+”シーケンス・サウンドを散らして”音の厚みを出す」

っていうようなことをしている。この曲では、ギターやボーカルRECのためにオーディオインターフェイスを使用。


このサウンドの音ポジションは、iKaossilatorの画面を土台にしてアバウトに表してみると。。。下のようなイメージ。

「センター寄り」「LRワイド」に音源毎に振ったり、「ボーカルを2トラックRECでLRに振る&ディレイはセンターに残す」というようなことも。

iKaossilatorのドラムマシンはセンターに寄っていて、それを基準に各音源を配置。

音を重ねても音の輪郭をそれなりにキープしたい場合は、「音質」や「帯域」を意識して各音源をチョイスする必要がある。

逆に。。。例えば。。。種類は異なるけど、カテゴリー的には同じストリングスをレイヤーして、それぞれの音ではなくトータルで分厚いサウンドを構築するってアプローチもある。

また、単体ではイマイチに感じる音でもレイヤーにしたり、LRに振ったりすることで、「使える」サウンドになることもアル。


-- UPDATE 2023/05/08 --
note公式マガジンに追加されました。


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