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間一髪の救出劇

今日はまるでドラマのような出来事が起きました。
それは、子猫がドブで溺れているのを見つけて救出したのです。

午前中は統合のグループセッション、午後は一人でドライブをして家に戻り、ちょっと昼寝をして起きた後、ふとなぜか家の周りが気になったので、ぐるりとまわってみようと思いました。

すると、家によく遊びにくる3匹の猫たちが遠くに見えたのですが、ただならぬ気配を醸し出していたので、「ん?これは何かあるな」と感じました。

猫の世界に無断で足を踏み入れるのはどうかなぁと一瞬思ったのですが、やはり何か気になったので近づいてみると、子猫がドブで溺れていたのです。
まさに悲鳴ともいえる声を発していました。
両手を上にあげて「助けて!!!」と叫んでいた。

猫たちは助けたくても助けられない状況だと察し、水でビチョビチョになったその子猫をすぐに救って、自宅に持ち帰り、温かいタオルで猫の体を優しく拭きました。

おそらく、あんなに怖い思いをしたことは今までなかったと思います。
しばらく混乱していたその子猫は、少しずつ正気を取り戻し、悲鳴からニャアニャアという落ち着いた鳴き声に変わっていきました。

この子猫、どうしよう。
うちで飼ってもいいけど、あの猫たちの中で母猫がいたかも。
そう感じていたところ、案の定、さっきの猫たちが家にやってきて、扉の外から子猫を気にしている様子。

そこで、扉の前にそっと出して様子を見守っていたら、次第に子猫を毛繕いしたり、ミルクをあげ始めたので、これ以上は私の出る幕ではないなとわかりました。
その姿を見ていたら、じーんとしてちょっと涙がでました。

まるでドラマのような出来事でした。
自分の感覚を信じるって大切だなと改めて感じました。

・・・

統合が深まっていくにつれて、こういったささやかな幸福感がなんともいえず、じわ~と自分の中で広がります。

以前だったら、何かを成し遂げたい、達成したいというエゴが主体でした。それが実現すると嬉しい、実現できないと悲しい。そういった一喜一憂の人生の中にいました。それは悪いことではないけども、心地は悪かったな。

今はそういうのが薄まり、小さいけれど確かな幸せにじわ~ときます。

先日開催した統合アフターフォロ-セッションでも、同じようなことをおっしゃってる方がいました。意識の変容による様々な変化が起きています。

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