『成瀬は信じた道をいく』を読んだ。天下ならぬ本屋大賞をとった宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』の続編だ。

言ってみれば日常コメディ小説というか、物語としてはこれといったデカい出来事が起こらないシリーズなのだが、主人公である成瀬あかりのスケールと存在感のデカさが異次元。成瀬さえそこにいれば、成瀬の命ある限りシリーズを続けられるのでは？という作品だ。改めて書くとすごいな成瀬。そして宮島さんもすごい。

『成瀬は信じた道をいく』、めちゃくちゃおもしろかった。蛇足感なし。成瀬が大学生になり行動範囲が広がったことで成瀬あかりもスケールアップ、おもしろさもレベルアップ。あーおもしろかった。読むビタミンですわ、疲労回復効果あるよこれ。

さて、わたしは次の水曜日いっぱいまで暇な予定なのでそのあいだ読書をしようと思っており、積読が充実している（積読が充実しているのはいつもでは？）。その一部を紹介しようと思う。