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バスコレ × 川崎フロンターレ

 横浜FCが大の苦手・川崎フロンターレに勝った。
 散々な対戦成績、幾度も大敗の煮え湯を飲まされた。そんな相手に勝ったのだから、気分は有頂天。ここ1週間ずっとメシが美味い!

 この勢いで、長年放置していたバスコレを軽くいじってみた。

東急バス × 川崎フロンターレ

 発売は2019年4月。前年にJ1連覇を達成した川崎フロンターレと、惜しくも準優勝に終わったサンフレッチェ広島が、栄えあるJリーグバスコレの第1号となった。

 フリエにとっては天敵のフロンターレであるが、個人としては割と好きなクラブである。とにかくイベントの企画が面白い。
 鉄道ファン寄りの話をすると、「東急フェスタ」と題して、実物の電車を等々力競技場に展示なんてこともする。引退直後の東急デヤ7200とか。

 数種類あるラッピングバスの中から選ばれたのは、黒を基調とした高津営業所のいすゞエルガ・TA1643号車。炎状のライトブルーがアクセントの、チャンピオンチームらしい力強いデザインだ。

J1連覇の勲章が光る、メモリアルモデル

 このモデルを本職の鉄道模型を見るような目で見てみよう。
 実車は5年近くの活躍だったのだが、実は細かな変更点から、2018年12月~2019年春というピンポイントの時代設定とみることができる。

(左)降車ドアのエンブレムの上には、連覇をたたえる2つの星が並ぶ。(右)前面行先表示の横、東急バスのキャラクター「ノッテちゃん」は金色のサッカーボールを模した形に。

 J1連覇を達成した直後、基本的なデザインはそのままに偉業を記念する記号を追加するマイナーチェンジが施された(※)。
 年があけると、ナンバープレートが東京2020大会特別仕様に変わってしまったので、製品のような緑色ナンバーは短期間で終了したというわけだ。

重箱の隅をつついてみる

 さて、実物の写真と現物を見比べると、ICカードの「全国相互利用サービスのシンボルマーク」が省略されているのに気づく。写真の作例では、自作シールでこれを追加表現してみた。

「直行・等々力グランド」行先表示がうれしい前面。右の作例では、ライト上部に「IC」のロゴを追加している。
乗車口の右にも「IC pasmo・suica」のロゴを追加している(右)。

 まぁ、こういうモデルはもとのデザインのカッコ良さが優先されるべきで、必ずしも実物通りが正しいわけじゃない。わかっちゃいるけど、工作派モデラーの悪い癖ということで、何卒ご容赦いただきたい。それでは。

※:『乗りものニュース』 2018年12月17日付「川崎フロンターレJ1連覇! 東急バスのラッピング車が少し進化+模型化」https://trafficnews.jp/post/82400

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