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モーターショーで感じた「変化への抵抗感」

昨日、仕事の関係で大阪モーターショー2023へ行ってきました。2019年以来、実に4年ぶりの開催というだけあって、多くのイベントや出展でにぎわっていました。

仕事の関係で行ったため、あまり趣味領域の展示は見なかったのですが、それでも車の進化、ひいては技術の進化に驚きを感じた次第です。

ところが、それと同時にとある感覚を覚えます。変化についていけない、ある種の拒絶反応を自分が示していることに気が付いたのです。

その代表的なお話を一つ。先にお断りしておきますが、メーカーがどうこうというわけではありませんのであしからず。


トヨタ自動車の展示ブースには、近未来的なフロントフェイスになったランドクルーザーやコンセプトカーが展示されていましたが、その一角に人が集まっている場所がありました。

それがセンチュリーです。

(引用:Wikipedia

トヨタが誇る名車であり、所有者のステータスを示す車でもありますが、このたびセンチュリーがSUVとして登場

SUVが人気を博している昨今、多くの車がモデルチェンジを進めていますが、ついに超高級車もモデルチェンジすることになったわけです。

普段乗ることがない1台であり、文字通り黒山の人だかりができていました。

ところが、その姿を見た瞬間、私の脳裏には「これじゃない…」という思いが出てきてしまったのです。

大阪モーターショー2023にて

セダンからのSUV。すでにクラウンの前例があるのですが、ずいぶん大きくなったな…という印象。

もちろん、これからのスタンダードはSUVなのかもしれませんが、昔の姿で慣れ親しんだ私としてはちょっと受け入れがたい気持ちになった気がします。

これはトヨタの方針が好きではないという個人的な感情ではなく、今までと違う車を見ている印象で、拒否反応が出てしまったような感じです。

頭が硬くなっているのかなぁ…という自分自身の反省。もっと柔軟性を持たなければ、頑固なおじさんと変わらないなと思った出来事でした。


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