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オンラインにはない「オフライン取材」の良いところ

コロナもひと段落の兆候を見せる今日この頃。3~4年間休止されていたイベントなども徐々に戻りつつあり、ニューノーマルから(敢えて言えば)オールドノーマルに生活様式も戻っていっている気がします。

弊社の取材も、完全オンラインからオフラインに移行し始めており、実際にお客様先へ足を運ぶ機会も増えてきました。

特に9月以降はその気が強く、オンラインでの取材は月間で片手で数えられるくらいに。時間も労力もかかりそうと思われがちですが、実際のところ、オフラインの取材のほうが個人的には好きです。

理由はいくつかありますが、一番大きいのは温度を体感できることでしょうか。

ひと口に取材と言っても、すべてテンプレート通りの質問をしても意味がありません。事前の調査をして、掲載する紙面(Webページ)のターゲットを踏まえたうえで取材に臨むのは当たり前です。

それ以外にも、相手のクセや表情を間近にして話を聞けるのも大きな要因だと思います。

オンラインの場合、多くの人は肩より上しか映っていませんが、それだけでは見えない素振りも多くあります。例えば手の動き、例えば足の動き、もっと言えば表情の動きなどなど…。枚挙にいとまはありませんが、とにかくオンライン以上に視覚的に得られる情報が多いというのは事実です。

そのクセや表情を見ながら、質問の順番を変えたりする。こうして弊社の取材は進んでいきます。

オンラインだと、カメラの性能や通信環境に左右されますし、何よりも「内職」をしていて取材に集中していない場合も珍しくない。そういった事情も、私がオフラインでの取材が好きな理由のひとつかもしれません。

だからどうしても取材が長くなりがちなのですが、相手が許すならじっくりお話を伺いたいと思う今日この頃です。

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