秘書=ママと言われてめちゃくちゃ納得した話
先日、ご紹介で「ママ秘書®協会」を主催されている宮川 典子さんという方とお話する機会をいただきました。
読んで字のごとく、ママを秘書として育成し、経営者(個人事業主を含む)をサポートしようという非常に興味深い内容です。
貴重なお時間をいただいてお話をしていたのですが、私が特にびっくりしたものが「秘書はママと同じ役割」と言われていたことでした。
そもそもなのですが「秘書」という仕事に対して、どんなイメージを持つでしょうか?
スケジュール調整してくれる事務方
マンガ・アニメのイメージ
めちゃ偉い人だけが雇える人
お話するまでは、けっこう上のイメージが強かった気がします。
ところがお話をしてみると少し違うことに気が付きました。
そもそもママ秘書®のお仕事内容なのですが、一般的な事務代行とは違います。
ママが今持っているスキルでサポートできる依頼主とマッチングして仕事になるため、無理にいろんなスキルを身に着けなくてもいいそうです。
この記事を書いている途中に思い出しましたが、去年の夏ごろに「急募、秘書」と書いたツイートをTwitterに投稿した自分を思いだしました。
当時は「緊急で必要な仕事」に手が回らないので、そのサポートとして人手を求めていたと記憶しています。
しかし、これは秘書ではなく事務代行を求めていたんだなぁ…と。
宮川さん曰く、秘書は「急いでないけど必要な仕事」から入っていくそうです。
日頃から事業主をサポートするのが秘書の仕事であって、必要な時だけに入り込むのではないとのことでした。
お話しながら心の中で「秘書ってオカンと一緒やん(笑)」としきりに納得していました。
そして一人で戦う経営者や個人事業主には、そういう人が少ない(もしくはいない)……と。
確かに、いたら嬉しいですし、非常に助かります。なにより頼る先がひとつなのがめちゃくちゃありがたい……。
そういうママさんをマインドセットからマッチングまでをされているのが、宮川さんのお仕事です。
加えて面白かったのは、個人が秘書を付けるのをもっと広めたいとおっしゃっていた点です。
初めて知ったのですが、外資系保険会社ではある一定以上の地位になると個人で秘書を雇えるそうで、うまくいっている人ほど秘書を活用されているとのこと。
海外ではわりと当たり前なものでも、日本では一般的ではないものってありますしね。
宮川さんご自身もその経験からママ秘書®協会を立ち上げたそうです。そして現役なのがまたスゴイ……。
そして私が共感したものとして「ママが仕事するって環境が日本は整ってない」という意見でした。
ママに対する世間の認識と、ママがやりたいこと・働きたいという気持ちとが乖離している気がするという点です。
この辺に関しては、多くのママライターが出てきては続かず……という状況によく似ていると思ってしきりに「わかります!」ばかり言っていました(ボットか(笑))
今回のご縁は、直接双方の仕事につながるというよりは、ママの働き方や活躍できる場所として意見を共有できたという時間でした。
私自身もお仕事をお願いしているライターさんの中にはママさんも少なくないので、改めてママさんの存在と重要性、仕事に対するハードルや問題を認識したところです。
……パパも頑張ろうぜ(笑)
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