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株式会社ジザイエってどんな会社?

JIZAIEでは、現場仕事をリアルタイムかつ遠隔に置き換える技術・製品を開発し、法人向けにシステム導入する取り組みを行っています。

少しでも多くの方にJIZAIEについて知っていただくため、JIZAIEが目指しているビジョンや取り組んでいる事業について記事にまとめました。
この記事を読んで、JIZAIEについて知っていただけたら嬉しいです!

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💡JIZAIEについて

JIZAIEは「ジザイなセカイへ」というビジョンを目指すため、現在リモートワークの恩恵を受けていないエッセンシャルワーカーやブルーカラーワーカーと呼ばれる人達にも「時空を超えた」働き方を実現するためのプラットフォームの構築を行っています。

これまでJIZAIEでは、東京大学などの複数の大学と産官学連携により数々の最先端技術の研究・開発、および社会実装に向けた取り組みを進めてきており、現在も「※1.自在化身体技術」の社会実装に注力しています。

この「自在化身体技術」領域で世界をリードしている東京大学先端科学技術研究センター教授の稲見昌彦氏が、ERATO(科学技術振興機構による、基礎研究を推進する研究支援活動)に採択されて進めている「自在化身体プロジェクト」に私たちも参画し、可能性調査やオープンイノベーションの推進、事業化等、社会実装の部分を担ってきました。

※1.「自在化身体技術」とは、人間がロボットやAIと「人機一体」となり、自己主体感を保持したまま行動することを支援する技術のこと。詳しくは、次回のnote記事でご紹介します!

🌍ミッションについて

JIZIAIEは現在「すべての人が時空を超えて働ける世界へ」をミッションに掲げ、日々活動しています。

技術の進歩により、私たちの働き方は大きく変わってきました。ロボットや機械は次々に自動化され、ホワイトカラーワーカーの人たちにとってZoomやGoogle Meetなどのビデオツールを使い会議をしてリモートで働くことが、当たり前になってきました。

一方で、工場や工事現場ではたらくいわゆるブルーカラーワーカーや、医療現場で働くエッセンシャルワーカーの働き方の多くが未だオンラインで就労する環境が構築されていません。現場で働く方が、より快適・安全・効率的に働けるように、また人手不足や過酷な労働環境を改善していくために、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」の開発を進めています。

リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」

🖥JIZAIPADについて

JIZAIPADは、以下の画像のようなイメージでプラットフォームの構築を行っています。


図の①:JIZAIPADでできること
現場と遠隔地を繋ぎ、現場作業をリモートでできるようにするプラットフォームです。データ圧縮技術を用いて高画質映像伝送や低遅延双方向データ伝送によって現場の情報を管理者に送り、管理者/オペレーターは現場の機器の遠隔制御を可能にします。また、複数の現場を同時に監視・管理するためネットワークサーバーの構築・運営を行っています。

図の②:現場に設置したJIZAIPADでできること
現場情報・映像・地形情報・天候情報・稼働状況等をリアルタイムデータで伝送し、問題等があった場合にすぐに遠隔で作業しているオペレーターに伝えることができます。また、遠隔制御による作業が可能になります。

図の③:管理者 / オペレーターができること
問題が発生時の現場情報等をリアルタイムで確認することや、遠隔から問題の原因を調査し、作業支援をすることが可能です。また、遠隔で作業している作業者の稼働状況等リアルタイムで確認しながら就労管理も可能になります。

🎥JIZAIPADの活用事例

JIZAIPADの活用事例として、大きく3つあります。


活用事例の1つ目は、建機の遠隔操縦です。
建機による土木・建築現場は危険が伴うため、現地で操縦を行う作業員にとって毎日事故リスクと隣り合わせで働いています。しかし、JIZAIPADを使うことで遠隔地にいながらも、現地にいるかのように操縦することが可能になり、安心安全な就労環境を実現することができます。

活用事例の2つ目は、食品工場での遠隔ライン操作です。
厳格な品質管理が求められる食品工場の現場では、最終的な判断を人の目で行う必要があるものの、過酷な現場環境により労働力不足が課題となっています。JIZAIPADを使うことで遠隔地にいながらも、現場にいるかのように判断することが可能となり、快適な就労環境を実現します。

活用事例の3つ目として、複数道路の遠隔監視です。
交通誘導の現場では人命に関わるため、人間がその場に赴き判断する必要があるものの、過酷な現場環境により労働力不足が課題となっています。JIZAIPADを使うことで遠隔地にいながらも、現地の映像をリアルタイムで映像を送信し、現場にいるかのように判断及び通行人へのコミュニケーションが可能となり、快適な就労環境を実現します。

その他にも、夜間の防犯・泥棒監視システムとして活用していただくことや、農園のように広い敷地や多拠点に渡って複数人が仕事をするような現場で、そこで働く方への作業指示や就労の管理が行えるようなシステム活用ができないかと考えています。

💭今後の展望


今後JIZAIEでは、すべての仕事をオンラインでも完結できる社会基盤の構築を目指していきます。

先ほど紹介した事例以外の、多様なジャンルの企業・行政・地域コミュニティにJIZAIPADの導入を現在予定しています。導入する際に技術や知財を源泉に収益を生むビジネスを生み出したり、課題を解決し、よりよい就労環境を目指します。

オンラインで建機を動かせたり、介護ができたり、手術ができたり――夢のような未来図の実現は容易ではないですが、日々チャレンジを積み重ねることで、将来振り返ったときに「自在化身体技術」が来たる第4次産業革命の核だったと言える技術とし、誰ひとり取り残さない社会を我々は創っていきます。


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