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子どもが「学び合う」オンライン授業!

現在、日本中でコロナ感染が増えてきていることから
またいつ学校休校や分散登校が再開されるかもしれない。

 そのような中、多くの学校現場では
いまだにオンライン授業の準備がほとんど進まず
これまでの従来の授業にしがみついているのが現状である。

 今年の4月からの臨時休校期間中に
多くの教師がオンライン授業ができず
思考停止状態になってしまい
生徒たちの学びを止めてしまったという
教訓があるにもかかわらず。

 私の勤務校の場合、
今年の4月の時点でICT環境が全く整っていなかったが
ZoomとGoogle Classroomをすぐに導入するべきだと提案したところ
Zoomについてのみすぐに導入が決まった。

 しかし、ほとんどの教員がZoomの存在すら知らなかったため
5月の1ヶ月間はZoomの使い方のサポートに大忙しだった。

 また、6月になってGoogle Classroomの導入に
ようやくたどり着いたが、
ここでも生徒のアカウント作成用メールアドレスの取得で
かなり遠回りをした。

 いずれにせよ、ITリテラシーがない教員のサポートに
膨大な時間を費やした2ヶ月間であった。

 そのようなとき、この本が発売された。

 子どもが「学び合う」オンライン授業

 先ほど一気に読み終えたが、
Zoomの登録の仕方と使い方について
初心者がわかりやすいように丁寧に記されていた。

 私自身は、個人的にZoomを3年前から使っていたため
ある程度使い方を知っていたが、
この本を読んで以下のような新たな使い方のコツを知ることができた。

 ・Zoomによる朝の会で、子どもたちが順番にクイズを出す
・私がヨガインストラクターになって、朝のヨガプラクティスをする
(実際、5月のZoom朝会の時に、数名の生徒にヨガを教えたところ
またヨガを教えて欲しいとのリクエストがあった)
・特定の生徒から出た質問について、全体にその質問をシェアして、
ブレイクアウトセッションで生徒同士で説明し合うように伝える


この本には、Zoomの使い方についての
子ども用のマニュアルのリンクも紹介されているので
オンライン授業をどのように始めればいいのかについて
悩んでいる先生にぜひ読んでいただきたい。


これからの学校は
コロナによる休校にかかわらず
様々な場面でオンライン授業を提供することが
選択肢として必須になる。

 今年の夏休みはかなり短いが
この期間にオンライン授業のやり方を
さらに極めていきましょう。


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