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エルサレム 戦時下のナオミの近況

イスラエルの学生のことを心配してお祈りしてくださっている皆様、お祈り感謝します。

今日、帰国後初めてナオミとZoomでお話しました。話初めた時には本当に重たい空気で聞くにお話に私も泣きそうになりましたが、2時間ぐらい色々なお話をして、最後にはお互いに写真のように笑顔になりました。

ナオミの近況をお話してくださいました。
「多くの男性が戦争に行っているので、お父さん不在になってしまった家族を訪問して、奥さんと子供の面倒を見てあげたり、外国人労働者が帰国してしまい労働者がいなくなった農園で、収穫するボランティアをしています。

南や北の人たちが避難してきたり、軍に出て家に人が居なかったりと、町は混乱しているけれど、少しづつ経済を回す必要もあるので、自分がアルバイトしていた劇場も開演するかもしれないです。特に避難している人たちのために入場無料で開演して慰めを与えるようなことをするかもしれません。アルバイトがなく収入がなくなってしまったので、早く仕事が戻って欲しいです。仕事がストップして、収入が途絶えている人は多いです。まるでコロナのときみたいです。

エルサレムは、攻撃から守られていてこの町は他のよりも安全です。アラブ人も多くいますが、たくさんの場所に検問所があったり政府は沈静化するように、うまく管理しています。でも、アラブ人を見ると、誰が普通の市民で誰がテロリストなのか、心配になるけれども、過去から続いてきていることです。

イスラエルの中に居ても攻撃されるけれど、ヨーロッパもアンティセミティズムが活発化しているのが大変です。これも、ユダヤ人にとって今も昔も同じことです。

日本に居た時は状況がわからずに、もっと不安でした。でも、今は日常があります。ユダヤ教では社会での戦争と、心の中の戦争を分けて考えるという教えがあります。だから、自分の心を平安にするように治めます。そして、人とを助けて、泣くのは平和になってからです。」

イスラエルの神を信頼し、常に聖書を読み、祈りを捧げ、律法を守ることを第一としている、ユダヤ人としての強さを感じるコメントでした。

記  2023年11月5日土曜日 和恵


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