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さくらと共に逆転

4月は出会いと別れの季節
異例の早期に新部署へ移動して目紛しい日々
モヤモヤした心を払拭するように新しい業務に苦戦
局は私の視界に入り込むが気にする余裕すら無くなってる
無心で仕事を覚えると時間はあっという間に過ぎていく
今の私には心底有難い時間
新しい部署は忙しくて寧ろ有難いし皆、とても親切な人
私は恵まれている、追い出されたように(局に)後味は残念だったが
結果は逆転勝ちになった

何が起こるか分からない


フロアーのお別れ式典があった3月末の午後
局は有休でお休み(敢えての休みらしい)
移動する人が上席に並んだ、総勢10名程並んでいた
順番にご挨拶が開始され先日まで所属していた部署の方々の
ご挨拶にウルっと来ていた私、終盤に差し掛かりギョッとした
局の仲良しさんの無期雇用の派遣さんが居たから
異例中の異例で都心のビルへ移動らしい

どうやらその部署は新しい人を派遣しても長続きしないらしい
私の心のモヤモヤの絡んだ糸が一気に解きほぐされた瞬間だ
なんとも晴々しい瞬間は爽快だった、局はこれを知っていて
焦っていたんだと思う、更に聞いた話では局は“暇”らしい
仕事が無いらしいと聞いた

あーだから私を見に来たのかとここでも合致した
だって私のモニターいつでも数字だらけで埋まっているから
そして周りを気にする余裕すら無く忙しい日々
な・の・に“局”の視線を感じて正直怖いからウザいに変わる

楽しんだもん勝ち

私が移動した部署‥ここも新しい人が長続きしない部署
偶然?にも私が配属された訳は少しでも業務内容が分かって
いたから一から前部署のライン長が推薦してくれたようだ
正直、初めは「ヤバいとこに来た」社員が忙し過ぎてバタバタ
初日から電話を取って欲しいと言われ断った
だって名前すら知らないのに、業務内容すら分かって無いのに
やんわりと「もう少し内容とお名前を知るのに数日欲しい」と

この部署も10年選手の派遣さんがいるんです
そして彼女は有休消化で(有休が消えてしまうから)消化中
そこへ私が来たタイミング、数時間で分かってしまった
ここが人が長続きしない訳が
それは業務がかなりややこしいくて分からない
そして社員に聞いても分からない事が多い派遣ファースト

ならば、嫌だと思わずに「楽しもう」スイッチを入れ替えた
ライン長に聞かれた「どうですか」素直に答えた
「さっぱり分かりません、業務マニュアルを見たことありますか」
社員さん達が私のモニターを見ながら黙る、こりゃ分からん
ゆっくり楽しんで行きますと笑顔で答えた「そうしてください」と
楽しく行こうよ楽しくね

今日もご機嫌
笑福笑門

書くことが楽しくって読んでいただけて更に嬉しぃ