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事業をする者として生き残るために必要なたった1つのこと

自分の副業から感じる、中小企業が熾烈な戦いに勝ち、生き残っていく為に必要な事から、事業を始めて生き残っていくことについて、今回は書いてみたいと思います。


生き残っていく為には、どんな事が必要かと思いますか?

結論としては、継続的に収益を上げるという事だと思いますが、収益を継続的に上げるには?


営業をバンバンして受注を獲得する。そんな事も方法の一つかもしれませんが、もっと根底にあるものを理解しないとね。

新規に受注するよりも、現状の取引先から発注を減らされたり、切られたりしない事が大事。


そのようにまずは既存関係を保つ、これが全ての基本になると思うんです。その為に必要なモノは何なのか?

分かりますか?



そう、信頼です。この1つが最も重要なことです。


既存関係の中でできあがっている信頼を裏切らない事が重要です。信頼を裏切らないって簡単なようですが、以外とできていないことが多いんですよ。

例えば、昔からの付き合いだから少しくらい良いだろうなんて思ったりしますよね。

これがそもそもの間違いなんです。昔からの付き合いだからこそ、守らなければいけない。親しき仲にも礼儀ありというように、昔から一生懸命に誠心誠意尽くしてきたから信頼は生まれていると言う事を忘れてはいけない。

どうしても、昔から長い付き合いがあると、少し傲慢さが出てしまうところがあると思いますが、そのそぶりが出た瞬間にガラガラと音を立てて信頼は崩れ去っていくのです。


自分で副業を始め、よく分かりました。

初めての付き合いが始まる訳ですから、スタート時点では信頼は皆無。だから、誠心誠意本音で話しながら相手のことを思い真摯に提案をしていく。

これにつきますね。


自分体験談ですが、最初に中小の社長さんとお話させて頂いたときに、ぶっちゃけた話で申し訳ないですが、と最初に話してその会社の感じた事と課題点を忖度無く話しました。

そして、それらを改善し会社の運営を健全化するために一緒に考え提案させて欲しいと言う事を淡々と説明をしました。

当然、言われた社長はいきなり失礼な奴だって思われたかもしれませんが、確実に的を射ている内容であれば、短時間で内情を見抜いたと言う信頼は得ることができるんです。

そして、現状の悩みは何か、社長の目指すところは何かを聞きながら、こうしていく方が良いのではと言う提案の概略説明をして、納得頂ければそれで受注確度はグンと上がります。



中小の場合、正直な話、中小企業に仕事を出す条件って、当然そこしか無い技術を買うために取引することもあるでしょう。

しかし、ほとんどの場合は要求に応えてくれる信用があるから、信頼して仕事を出し続けていると思うんです。

頼んだことを気持ちよく引き受けてくれる所にやはり仕事は出したいですよね。

そういう関係が成り立って、上手く回っていると思うんです。


最近は、その中小企業が何でも結うこと聞いてくれると言う事にあぐらをかいて、無理難題を言ってくる大企業もいることは否めません。

大企業だって基本は同じ、信頼があるから中小企業が付いていく訳で、信頼が無くなったら苦しくても離れていく可能性は0では無いですよね。


このように中小と大企業の関係も同じような事で成り立っておりますから、更に小さな個人事業を営む人は、それ以上の信頼を最初に確保しなければいけないでしょうね。


自分が思うには、いろいろとコンサルティングを行い提案する。そして成果に結びつかなかった場合、それは御社が言われたとおりに実行していないから成果が出ないのです。で終わらせるべきでは無いかなと。

成果が出なかった場合、何故成果が出なかったのかを一緒になり、親身に解析して解決していくことが信頼を得る最大の武器ではないすかね。

個人でやっていれば、ある程度の自由度がありますので、むしろいち社員担ったつもりで支援会社に入り込み、第三者目線で違うところを見つけ教えてあげる。どんな小さな気付きでも教えてあげることで、支援会社との一体感を出し信頼得ていくですね。



信頼を具現化したモノがお金と言います。信頼しているからお金を払い依頼する訳ですから、信頼が無ければお金は回ってきませんよね。

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じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。