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ありがとうの一言が自分の心を救う

どうも、じぇいかわさきです。

昨日、心がジーンとくる体験をしました。

他人から見たらどうでも良いことかもしれませんが、こんな自分でもなんか妙に心が震えた感じがしました。


買い物を済ませて自宅に戻ってきた時のことです。荷物を下ろして家に入ろうとした時、後ろの方で声がするんです。


「すいませ〜ん」


ハテ?自分を呼んでいるのかな?そんなふうにしか感じませんでしたが、思わず振り向いてみると、暑い中自転車を押して歩くおばあさんがいました。

どうやらそのおばあさんは、初めてこの辺にやってきたようで、○○警察署はこっちの方向じゃないんですか?と自分に聞いてきた。


近くに誰もいなかったので、自分に道の反対側から大きな声を上げて聞いてきたんだろう。


自分はいつもの調子で、ぶっきらぼうに「こっちじゃないよ。戻って信号を曲がったところ。」そう簡単に答えた。


そう簡単に答えた後、家に向かって有るき出したが、よく考えたら土地勘がない人ではわからないんじゃないかって。


もう一度振り返った時、おばあさんは道路を渡ってこちらに来る途中だったので、もう一度更に詳しく伝えることにした。


「そこの信号を左折して、500mくらい真っすぐ行けば左側に○○警察署は有るよ」


おばあさんは、自転車を押しながら「すいません、ありがとうございます。」と何度も言って通り過ぎていった。


通り過ぎるときには笑顔でした。


こんな自分でも、笑顔とありがとうの言葉をもらい、なんだか特別な気分になりました。

地元の道を教える事は地元の人にしかできないこと。めんどくさいなって思う気持ちが無いわけではありませんが、自分のそうだったらと置き換えてみると、理解できますね。


こんなアタリマエのことも、殆どできていなかった自分がなんだか情けない。

もし自分がという状況に置き換えて見れば良いんですよね。


本当に大したことではないですが、おばあさんの笑顔を見た時、もう一度ちゃんと説明をしてあげてよかったなと思いました。


こういう小さな事の積み重ねが大事なんでしょうね。


チッ、うるさいな、めんどくさいなって思う前に、素直な気持ちで対応していきたいと思いました。

困っているのが、明日は我が身かもしれませんからね。


じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。