「水羊羹」はお正月の風物詩だった!?
水羊羹は、煉(練)羊羹と同様に小豆餡、寒天、水分を使用して作られますが、寒天を煮溶かし、餡と砂糖を加えて混ぜた後、型に流し込んで固めます。
寒天や餡の量を少なくして煮詰めずに固めるので、完成品は名前の通り水分を多く含んだ羊羹となります。
その結果、喉越しの良い、まるで「すらり」と溶けるような柔らかさと、軽やかでさっぱりした食感が特徴で、一般的には暑い夏場に冷やして食べるのが定番の和菓子です。
古のレシピ本に見る「水羊羹」現在でも、一部では餡に替えて黒砂糖を使う所もありますが