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やさしく寄り添う「夫婦」の姿に、『理想の夫婦像』を見た

先日、テイクアウトしたランチをお店のイートインスペースで食べていた時のこと。

私の前に赤ちゃん連れの若い夫婦が座りました。
赤ちゃんは生後2~3カ月ぐらいでしょうか。ベビーカーでぐっすりお昼寝中です。

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私のランチと同じものを夫婦ふたりで分け合いながら食べ始めました。
そのランチにはフォークが1本付いています。
ご主人がフォークで食べていて、奥さんは手で食べています。

私は「あっ、そうか。フォークは1本しかないもんね」と、奥さんを気の毒に思いながら見るとはなしにじっと観察していました(^^♪

すると、ご主人がそれに気づき「これで食べて」と奥さんにフォークを渡してあげました。奥さんはそれを手に取り、フォークで食べることができたのでした。

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それを見た私は「なんて、すてきなご夫婦なんだ!」と感動。

後ろ姿からも察せられる、奥さんのひかえめで、静かなたたずまいに「ふ~ん…」と思いつつランチをぱくつきながら見つめていた私ですが、彼女のやさしそうな横顔にすっかり魅せられてしまいました。

私からすると、「こんな関係が理想の夫婦像なのかも」と。ひとつのランチを分け合い、フォークを譲り合い、静かに食事する光景…

人によって「理想の夫婦像」は違うでしょうが、ステキなお二人を目にすることができて幸運だったなぁと感じている私です。

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