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【大喜利】2泊3日の宮崎遠征で覚えていることたち【ドライブ】

9月16日(土)

8時頃起床。フォロワーから届いた誕生日を祝うリプライに目を通す。今日で30歳になった。

ネット上で長いこと繋がりのあった、宮崎県在住の「ジュニア」さんが「宮崎でも大喜利大会を開きたい」という思いで実現させた「宮崎大喜利Typhoon」。明日はそれに出場する。招待枠の他に一般エントリーの枠があり、そこに応募したら、抽選を見事にくぐり抜けたので、参加することが決まった。宮崎県に行くのは今回が初めてである。

家を出るのは15時半。それまで少しずつ準備をする。自宅からJRで広島駅に向かい、そこから新幹線に乗り博多駅まで行く。そこから福岡在住の田中一さんの運転で宮崎駅に向かう。そういったスケジュールになっていた。

博多駅にはのぞみに乗って17時30分に到着する予定だったが、広島駅のホームに着いて、何も考えずにちょうどホームに来たこだまに乗ったので、到着が当初より少し遅れた。それでも待ち合わせ時間の18時までには博多駅に着いた。

待ち合わせ場所の筑紫口を探して向かう。一緒に宮崎へ向かうせっきーさんと合流し、誕生日プレゼントの図書カードをもらう。「少ない額ですが」とは言っていたが、それでも充分ありがたい。

そして、もう一人の同乗者である内湯さんと合流。初対面だったが、少し話すと福岡の芸人さんだということが分かった。私より少し年下の男性だった。

筑紫口はむし暑かったので、お土産売り場内の休憩できる場所に移動した。とある商品の前に「嵐にしやがれで紹介されました!」と書かれた看板があり「結構前に終わった番組ですけど」と思った。

財布を忘れた田中一さんは、少し遅れて集合場所に現れた。田中さんと会うのはおよそ4年ぶりになる。

出発前に夕食を取る。博多駅の2階にある、ラーメン店がひしめくエリアに向かう。ぐるっと一周した後「長浜ナンバーワン」という店に入る。とんこつラーメンを麺固めで注文する。煮卵が美味しかった。

食べた後にすぐ店を出る。博多駅の駐車場の5階に車を停めているとのこと。エレベーターが来るのが遅いらしいので、階段で5階まで上がった。

車に乗り込み、いざ出発。行きは高速道路を使う。高速道路に乗り込んだら、私のスマホをBluetoothで車につないで、数年前に作った、既存の35曲を簡易的なソフトでミックスした音源を流してもらった。邦楽も洋楽も混ざった、年代もバラバラな趣味全開のセットリストで、他の3人を困らせてしまったかもしれないが、長年の夢だった「大喜利の人とのドライブ中に自分のミックスを流す」を叶えられて良かった。

田中一さんは相当運転に慣れていて、ハイスピードで楽々と車線変更をしながら、自分の推しの配信者の話を夢中でしていた。

途中で高速を降りる頃には、22時頃になっていて、しばらく宮崎の真っ暗な田舎道を走ることになった。あまりの暗さに驚きながら車を走らせていると、少しずつお店や建物が見えてくる。人の気配が感じられるようになった。

4時間以上かけて、宮崎駅に到着。宿を取っていない内湯さんはネットカフェへ。私とせっきーさんは、それぞれが泊まるホテルへ向かった。

ホテルに着いて、すぐにシャワーを浴びた。体を洗う用のスポンジなどがなく、ハンドタオルを使ったら全く泡立たなくて笑ってしまった。

0時就寝。

9月17日(日)

7時起床。体調は万全。ゆっくり身支度をする。戦2023の時に着ていたものと同じ、POLYSICSのTシャツに着替える。

素泊まりで何も買っていなかったので、ホテルで朝食は食べられない。この周辺でモーニングを食べられる場所を探す。ホテルから少し歩いて「九州パンケーキカフェ 宮崎本店」という8時から開店しているお店に入る。モーニングセットとコーヒーを注文した。

食べ終わって、本でも読もうかなと思ったけど、店が混んできたのですぐに退店。近くには、上映作品のポスターのラインナップが気になる映画館「宮崎キネマ館」があった。

大会が始まるのは朝の10時半から。それまで時間があったので、会場付近を歩きながら、街の風景をデジカメで撮る。

9時半頃に会場に向かうと、ちょうど田中一さんがやってきた。あれだけ長いこと運転していたのに、昨夜は推しの配信をずっと観ていたらしい。ちょっと体力の面が心配である。

会場となるのは、ビルの5階にある「FLOOR & floor R」というライブハウス。中に入ると、チラシが大量に貼ってあったり、バーカウンターがあったりと、ライブハウス以外の何物でもなかった。

会場では、運営の人たちがちょうど設営を行っていた。主催のジュニアさんや、運営兼出場者である宮崎在住のともくんさんと5年ぶりに再会した。普段からDiscordで声は聞いているが、実際に会うとなると感慨深いものがある。私も椅子を並べるのを少し手伝う。

受付を済ませる。続々と全国各地の出場者が集まってくる。名古屋から来た静かの海さんを荷物置き場である楽屋まで案内した時、誕生日プレゼントで名古屋のお菓子をもらう。ありがたく受け取る。開演時間。いよいよ宮崎で大喜利大会が始まる。

時間になって、ジュニアさんの挨拶の後、ルール説明が行われた。1回戦は4分2問。通過できるのは1ブロックにつき2人。投票は観戦者が投票用紙に書いて行う。1回戦は各ブロック2人に投票できる。2回戦以降は投票できるのが一人になるが、「2問通して面白かった人に投票する」ルールは共通である。

ブロック分け抽選が始まる。くじを引かれた順に、A~Fブロックの中から好きな場所を選ぶ形式だった。早く呼ばれたら、選べる枠が多いということになる。人数に対して枠が多いので、全ブロック同じ人数になるとは限らない。一番最初に呼ばれた星野流人さんが、書記役を買って出る。

続々と枠が埋まっていく中、私の紙が引かれたのは中盤あたり。呼ばれた人は、軽く自己紹介をしなければならなかった。他の出場者は「兵庫から来ました○○です」「大阪から来ました○○です」といった感じで自己紹介をしていたが、自分には最初にジュニアさんと直接会った時に初めて言ったお決まりのフレーズがある。これしかない。

「広島から全国へ、Jナカノです!」

会場がちょっと沸いた。「(ああいうのがあって)良いな~」という声もちらほら聞こえた。私は手すり野郎さん、内湯さん、FANさん、あかむつさんがいるBブロックを選んだ。運に任せた抽選と、思惑が飛び交う選択の結果、1回戦のブロック分けはこうなった。

早速Aブロックが始まる。関西の実力者である貯蓄アンドザシティさんと仲人さんだーさんが技術で押し切るも、木曜屋さんと冬の鬼さんがそれをさらに上回っていた印象。「ケーキ屋さんが作ってしまったとんでもないもの」みたいなお題での、木曜屋さんの「カービィのエアライド2」が面白かった。世代的に万人に伝わる回答ではないかもしれないけど、ラインもちょうど良くて、個人的には凄く好きな回答だった。

次はいよいよ自分の番である。席に着き、お題が出る。1問目のお題は「データ派なだけのバカ『○○○』」というもの。正直これにはかなり苦戦した。まず「データ派」の要素が上手くつかめずにいたし、さらに「バカ」とも両立させないといけないという難しい状況で、全然笑いを起こせずにいた。「データ派」のテンプレートの一つや二つでも知っていれば、あそこまで苦戦することはなかったかもしれない。

2問目で取り返すしかなくなった状況に追い込まれ、出たお題は「お風呂に入っている人に密着する番組『フロフェッショナル』のワンシーン」。これは要素がはっきりしていて、密着される側、する側のセリフ、ナレーションなど、様々なアプローチが出来るので、1問目より苦戦することは無いだろうと思いながら挑んだ。

ただ、結果としては浅い答えしか出せず、ややウケを連発してしまった。

とはいえ、最後に出した「そういうタイプのカメラを使ってなかったので、壊れてしまった」という回答が結構ウケて、そこに望みを託すしか無くなった。

周りの状況を見る限り、FANさんが2問ともかなりウケていて、あかむつさんも決定打はなかったにしろ、安定して笑いを獲っていた印象だった。自分の最後の一答がどれくらい評価されているかが勝負の決め手となると思った。

他のブロックで覚えていることで言えば、ひしゃげたマシンから出てきたレーサーのお題の田野さんが絶好調だったことや、カウントダウン大好きおじさんのお題でしっかり怪しいおじさんを演じた番茶が飲みたいさんや、初めて大喜利を見るホーミングさんが面白かったことなど。あと変なお題に対してさらに変な回答で打ち返した田んぼマンさんや、わからないさんとまな!さんの大喜利を同時に見られたのが良かった。

1回戦が終了し、1時間程度のお昼休憩に入る。コンビニのサンドイッチか何かで済ませようかと思ったが、近くの商店街に「輪'Z(リンズ)」という喫茶店があったので、そこでランチメニューを食べることにした。

ランチメニューは、パスタにサラダとコーヒーが付いてきて1000円弱。「明太パスタ」と迷って、「トマトチーズ」を選んだ。

食べ終わって店を出る。会場に戻ると、わたおさんと遭遇。戦で優勝したことを褒めてもらった。ありがたい。

会場の中では、六角電波さん仕切りでエキシビションの大喜利が行われていたので、2問ほど参加することにした。六角電波さんのお題はそれ自体が面白いことが多く、お題に沿うことが得意な私としては、面白いお題を超えるほど面白いことを言えない。短い時間だったけど、六角電波さんのお題を練習出来て、良い経験になったと思う。

休憩が終わり、結果が発表される。私がいたBブロックの勝者は、ある程度予想していた通り、FANさんとあかむつさん。他のブロックも、ウケていた人が順当に勝ち上がっていた印象。

ここで、敗者復活の枠の発表も行われる。敗者復活戦は、事前に一問一答形式で投稿した回答が複数人に審査されて、当日勝ち上がった人を除いた上位4人が復活するというルールだった。

敗者復活戦のお題は「転校初日にあだ名が「Typhoon」になった転校生の特徴」。これに対して私は「『こんな転校生が来る日になんで配達しないといけないんだ…!』と怒っているピザハットの人がいた」という回答を送り、そこそこ点は取ったものの、惜しくも復活とはならなかった。

これで1回戦敗退が確定。あとは他の人の大喜利を見て、楽しむだけである。そういう風に自然と切り替えられたのは良かった気がする。

残されたのは2回戦と決勝戦。2回戦は、勝ち上がった人があらかじめ決められた順番にどのブロックに入るか選んでいく。

6個ブロックがあって、最大4人まで入れるのだが、勝ち上がったのは敗者復活戦で上がった人たちを含めて20人。1回戦同様、また枠が余る場合もある。3人のブロックも生まれる中、なんといっても注目は、六角電波さんとあかむつさんのタイマンとなったBブロック。タイマンに決まった瞬間の沸き方が半端ではなかった。

2回戦からは、グッとお題の難易度が上がった気がした。特に赤黄色さんの剣道のお題が群を抜いて変だった。同じく赤黄色さんの「店員も客もなんかキレてるスーパー」という比較的オーソドックスなお題で、仲人さんだーさんがキレて当然なことばっかり言っていたのが面白かった。

2回戦で一番覚えているのはFブロックの冬の鬼さん。「期日も予算も計画性も何もかも足りてないお祭り」というお題を完全にモノにしていた。あと、動物アニメのお題でのぴろりんさんの一答目「株に強いサイ」でめちゃくちゃ笑った。

Bブロックの六角電波さんVSあかむつさんの試合では、手数を出して空気を持っていこうとする六角電波さんに対して、あかむつさんがじっくり考えた回答の一撃の重さで対抗していて、勝敗は最後まで読めなかった。

2回戦終了。決勝戦に上がれるのは各ブロック1位のみ。集計の結果、木曜屋さん、六角電波さん、脳髄筋肉さん、しゅごしゅぎさん、副編集長さん、冬の鬼さんが決勝に進出した。

決勝戦も4分2問。最初に出たのは「宮崎のお偉いさんがお忍びで来ている」という設定が足されたお題。一答目が早い六角電波さんや木曜屋さんを筆頭に、わざと宮崎を腐す回答を皆が出していくが、副編集長さんだけがただ回答の面白さで勝負していたのが印象的だった。

2問目は「マジで何も見えなくて一か八かの勝負に出た占い師『○○○』」というお題。全員面白かったけど、2問通して良い立ち回りをしていて、面白いと思った木曜屋さんに投票した。

すぐに集計が終わり、結果発表に移る。6位はしゅごしゅぎさんで、3位タイが木曜屋さん、脳髄筋肉さん、冬の鬼さんの3人だということが発表された。

残すは優勝と準優勝。その前に客席から「票数は?」という声が飛んだ。これは「1位、〇票。2位、〇票です」みたいに、六角電波さんと副編集長さんのどっちが優勝だったかを先に言わずに、獲得票数から発表して欲しいという意味での「票数は?」だったのに、全員の票数を聞かれていると勘違いしたジュニアさんが

「えー、まずしゅごしゅぎさん、0票」

と、言わなくても良い情報を言ってしまったので、全員が「違う違う!(笑)」となった。これはさすがに笑うしかなかった。

結果としては、28票獲得した副編集長さんが、宮崎大喜利Typhoon優勝となった。拍手と共に、記念品の盾のようなもの(客席からは小さくてわからなかった)が贈られた。

終了したのが16時半頃。打ち上げまで時間があるということで、色んな人と会場の外で軽く話した後、静かの海さん、田んぼマンさん、まな!さんを誘い、さっきの輪’Zへと向かった。

コーヒーはさっき飲んだので、ココアを注文した。田んぼマンさんは「トマトジュースにしましょうかね」と言っていたのに、オレンジジュースを注文していた。

4人で色んな大喜利の話をしていたら、あっという間に時間が過ぎた。まな!さんがホテルに荷物を置きに行くために途中退席しても、まだ喋り続けていた。

打ち上げ開始時刻は19時。店の正式名称は「宮崎牛ステーキと宮崎地鶏 肉バル食堂 みやざき晴マチ 中央通一番街店」。今回は飲み放題のコースとなっている。2階を貸し切ってくれたらしい。わからないさん、田中一さん、仲人さんだーさんが周囲にいる席に座った。

全員の飲み物が揃った所で、ジュニアさんの音頭で乾杯。牛肉から海鮮まで、宮崎名物を味わう。

番茶が飲みたいさんが道中で購入したであろう宮崎のタウン誌の地元色が強すぎて面白かったり、車で宮崎まで来たわからないさんから、道中のプレイリストを見せてもらったりした。今回は普段関東や関西で会っている人とも一緒になったので、なるべく席を移動して、色んな人と話すようにした。こんな機会はなかなか無いので。

3時間の打ち上げが終わると、ジュニアさんが出てくるのを待つとかもせずに、わからないさんに誘われて、冬の鬼さんと貯蓄アンドザシティさんと一緒にカラオケに行った。

打ち上げでは大きめの声で話していたので、歌いながら喉が死にそうになる箇所もありつつ、私はPOLYSICSの「シーラカンス イズ アンドロイド」、サニーデイ・サービスの「胸いっぱい」、ソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」を歌った。普段より大きな声が出た。満月の夕のサビの「ヤサホーヤ」をわからないさんが一緒に歌ってくれた。

貯蓄さんはドレスコーズ、冬の鬼さんはフィッシュマンズ、わからないさんは筋肉少女帯やボ・ガンボスなどを選曲し、1時間で一人3曲歌った。

解散して、会場からすぐ近くのホテルに向かう。目の前のドラッグストアとコンビニが一緒になったお店で、明日の朝食を買う。

部屋に戻り、昨日と同じようにシャワーを浴びて、0時過ぎに就寝。

9月18日(月)

8時頃起床。田中一さんから「お昼に辛麺屋に行こうと思ってますが、行きますか?」というDMが届いていた。行くとなると集合が宮崎駅に11時になるらしい。「お供させてください」と返信する。

9時半頃までダラダラしながら身支度をして、荷物を持ってチェックアウト。とりあえず宮崎駅の近くのブックオフに向かい、時間をつぶすことにした。

「ブックオフ 宮崎駅東口店」は、そこまで大きなお店ではなかったが、品揃えが充実していた。昔のジャンプのコミックスなんかも置いてある。映画「ベイビー・ドライバー」のサントラと、ライターの藤谷千明さんの「オタク女子が、4人で暮らしてみたら。」という文庫本を購入。

宮崎駅に戻り、しばらくすると田中一さんからDM。駅周辺でハーレーダビッドソンのイベントをしているそうなので、そこで待ち合わせしましょうとのこと。そんなイベントどこでやってるんだと周囲を見渡すと、明らかにゴツいバイクが何台も展示してあるゾーンがあった。

建物を出て近づいてみると、ステッペンウルフの「Born To Be Wild」がかかっており、「ベタ過ぎる!」と思った。

数分後に、田中一さんとせっきーさんと合流。ここからしばらく車で行くと、ジュニアさんおススメのお店があるという。ちなみに、ジュニアさんも後から合流するらしい。

車を数分走らせた所に、そのお店はあった。

待つことなく、すぐに席に座れた。辛さのレベルが選べるが、辛さの基準がわからないし、汗をかきたくなかったので、一番下の辛さにした。

辛麺は、ニラと卵が入ったこんにゃく麺の料理で、ピリ辛で美味しかった。

3人で食べていると、ジュニアさんもやってきた。真っ先に「昨日はお疲れ様でした」と労う。

お店のトイレに行くと、近くに自由に読んでいい漫画が置いてある本棚があったのだが、その置いてある漫画が明らかにストーリーのあるもので、「1話完結ものの方が良いのでは?」とか思ったりした。

食べ終わって、お店を出る。ジュニアさんとはここでお別れ。「またいつか会いましょう」みたいな無責任なことを言っても良いのか迷った。それでも「また何かあったらよろしくお願いします」みたいなことを言った覚えがある。

今度は宮崎駅で内湯さんと合流する。駅に向かう途中で、ソフトクリームが食べられるお店を発見。まだ時間があったので、急ぎ目で食べた。マンゴーのシロップがかかっているものにした。

13時過ぎ、内湯さんを車に乗せて、博多駅まで向かう。帰りは下道なので、7時間はかかる。なぜか遠慮して「また音楽かけても良いですか?」とは言えなかった。

車内で昨日の大会の振り返りをしたり、阿蘇の道の雄大な自然に驚いたり、途中で道の駅に寄ったりした。そういえば家族にお土産を買っていない。「マンゴードリンク」を購入。

そのうち会話も少なくなる。その間に考えていたことといえば、打ち上げの席で脳髄筋肉さんに言われた「宮崎でこれだけ集まるなら、広島でも大会とか出来るんじゃない?」という言葉について。

言い方は柔らかくて、私に地元での大会の開催を無理強いするようなニュアンスは全く無かった。それは保証する。それでも「そんなこと言わないで欲しかったです」が勝ってしまう。

それにはいくつか理由がある。

2019年に、広島で大会を開いた時、定員16人の所、キャンセルが重なり9人しか集められなかったこと。

いろんな人から「広島で大喜利会やらないんですか?」と言われていて、ちょっとうんざりしていたこと。

スプレッドシートを使ったオンラインでの大喜利大会でも人を集められなかったこと。

他の地方が大喜利で盛り上がっているからといって、広島でも出来るとは限らないことを、私が一番わかっていること。

色んな要因が重なって、心が折れて「主催なんてしたくない!」といじけていたように思える。

あまりにも言われすぎて自棄になったのか、宮崎での大会を成功させたジュニアさんに刺激されたのか、今となってはわからない。気が付いたら「ナカノAtoZ 第1回広島大喜利バトル」「定員18人」などのワードをスマホにメモしていた。

休憩をはさみつつ、博多駅の地下に到着。荷物を降ろして、田中一さんにお礼を言って、新幹線口に向かう。

20時50分頃発の新大阪行きの新幹線に乗る。今度は1時間で広島まで着くだろう。乗っている最中は、帰り道に寄ったコンビニで購入したおにぎりを食べた。その後、聴こうと思っていたラジオもポッドキャストも聴かずに、こんな文章を考えて、ツイートした。

些かネガティブな雰囲気が漂っているが、本当にやってやろうじゃないかと決めたのだった。

その後は、広島駅に着いて、JRで最寄り駅まで向かい、無事に帰宅した。

さて、ジュニアさんと運営陣の皆さん、このような場を提供して頂いて、本当にありがとうございました。優勝の副編集長さん、おめでとうございます。自分の大喜利の出来には満足していませんが、良い思い出になったと思います。観光はあまり出来なかったけど、宮崎にしっかりお金を落とした自信はあります。田中一さんも運転お疲れ様でした。

以上、広島から全国へ、Jナカノでした。









9月19日(火)

会議室を予約した。

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