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読書感想文 | REWORK

* ネタバレ注意です


もっといい仕事ができるようになりたい。。仕事の本質を追求したい。。

そう思い、会社の同僚に勧められたこの本を読んでみた

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

この本は、「37シグナルズ」っていう会社のJason Fried(創業者兼CEO)とDHH(共同経営者兼CTO)によって書かれた本だ。

37シグナルズは、Web業界の中ではかなり有名な会社で「Ruby on Rails」を開発した会社として知られている。

全員フルリモート、従業員数16人(本の出版時点の人数)であるこの小さな会社は、1999年にスタートして以来、さまざまなサービスをリリースして、大きな利益をあげている。

この本を通じて、彼らの考え方を学ぶことで、仕事の姿勢を見直していきたい

いつでも振り返れるように、章ごとに気になる箇所メモをしてみた

はじめに
・経験、批判、証明

まず最初に
・ツールは無料誰でもビジネスはできる

見直す
・計画は予想
・失敗に価値はない
・今週やることを決める
・持続的な利益を追求する
・「起業家」という言葉はメンバー制の匂いがする

先に進む
・他人と違う感覚を持つ
・つくるものと恋に落ちる
・アイディアには価値がない
・興奮、興味、趣味を判別する
・なにかのために戦う意識を持つ
・身軽でいるために、変なものと契約しない
・スーパーファンをつくる
・顧客の一部をすてる覚悟を持つ
・心から対応する
・外部の資金は最終手段
・利益を気にする

進展
・制約はものごとをシンプルにし、保守性をうむ
・中途半端より、理想の半分の質のアウトプットを出す
・できること、やりたいことよりも、やるべきことをやる
・芯の部分をみつける
・いま簡単にできることを考える
・モチベーションが高く、勢いがあるときに決断する
・物事を決めるときは、理由を明確にする。それが品質をあげる。
・やることを減らす
・2週間でビジネスをたちげる
・なにかを作ることは副産物を産むことをしる
・時間を決める
・悪い仕事を見分ける
・同じ文字でも人によって違うものを想像する

生産性
・ひとりきりモードに入る
・興奮は顧客に届けることで生まれる
・2週間で何ができるか考えよう
・他のメンバーはそのタスクに関して何も手を貸せないかもしれない
・睡眠をとる
・僕らは見積もりが下手なので今週やることだけ決める
・12の1週間のプロジェクトにする
・満足、モチベーション、進捗を毎日得ることを意識する
・大きい決断をすると、自分は正しいと思い込む傾向があって、客観的ので、小さい決断をする

プロモーション
・無名であれば、ミスをしても批判されない
・価値ある情報を共有し、顧客を作る
・「教える」
・舞台裏を公開することで、人間として見てくれるようになる
・エンジニアのリアル、リリース後に公開してもいいかも
・不完全さが美しい
・プレスリリースは目立たない
・大手の新聞は忘れる
・最初は、無料で提供する
・マーケティングの概念を改める。全ての要素が詰まっている。
・辛くて、我慢強くやる

人を雇う
・全て自分で行う

ダメージ・コントロール
・謝るときは責任を認めて、事態の詳細と今後の方針を含む、直す意思を見せる
・チーム全員は顧客とかかわりを持つ。顧客の感情を知れば、刺激になる
・ひとは最初の提案に対して、拒否反応をみせるのは本能的ものだ。

文化
・文化はつくるものではない
・多くの「もしも」は怒らない
・need, must, can’t, easy, just, only, fast は使わない。良い話し合いを殺す可能性がある。物事が曖昧になる。
・真実が黒か白かの2択であることはまれだ。
・「なるだけ早く」は緊急時以外では使わない。みんなが燃え尽きる
・自分らしく話すことを意識する。ビジネス調にはならない。友人と話すように喋る。
・まずいことが起きても、大袈裟に反応しない。注意すれば終わる話だからだ
・「残業することが神話化」されている。
・仕事が社員の全てであってはならない
・従業員を子供扱いしない。
・環境がロックスターを作る

最後に
・ひらめきには賞味期限がある。インスパイされている時点間は、24時間で2週間分の仕事ができる

感想

読んだ。とてもよかった。

たまにキツい言い方あるけど、内容には納得感がある。

この本に書かれているやっていはいけないことを、普段の仕事でやっている気がする。

自分用に「モチベーション」、「クリエィティブ」、「チーム」ていう切り口でまとめてみた。

モチベーション
モチベーションを高く維持することが生産性につながることを示しており、そのモチベーションを維持するには物事が本質が見えるまでに不要な情報を切り落として、それをみてすばやい意思決定を決断し、小さい勝利を積み上げる。

クリエイティブ
アイディアを閃いてもそれが興奮なのか、興味なのか、趣味なのか、その時にはわからない。ただ、そのアイディアにインスパイアされている間は、生産性が何倍にもなるので、すぐ実現に向けて行動すべきである。行動を続けた上で、違うものと気づいた時は、撤退して、通常の日常業務に戻れば良い。

チーム
相手の気持ちに寄り添って、接することが大事かな。ここでいう相手とはチーム内の仲間、顧客が含まれている。

仕事の振り返りや0からなにかを作る時に、このnoteを見たり、本を再度読み返したほうが良さそう

会社をもっと良い感じにしていきたいな

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