#1 器用家の輝き方を示す
こんにちは,Jo-ATのTomoyaです.
この度,「Jo-AT」という器用貧乏を対象とした器用家集団・メディアを立ち上げることにしました.
この初回のNoteでは,今回立ち上げるに至った経緯や,この先,Jo-ATで何がしたいか,お話しできればと思います.
自己紹介
私の本格的な自己紹介は,次回以降のNoteでできればと思います.
名前:Tomoya
年齢:25歳
大事にしている価値観:「何ひとつ無駄なことはない」
キャリア:高専出身.理系大学院卒.
学生時代の経験:Webベンチャー2社に在籍経験,都市デザインコンペ,インフラマネジメントコンテストに出場.朝活コミュニティ,世界遺産コミュニティを発足等.
「器用貧乏」は素晴らしい特性である
「あれもやりたい,これもやりたい.」
「1つのことが長く続かない.」
「周りの人は専門に真っ直ぐに進んでいるのに,なぜ私は分散してしまうのだろう」
読者の中には,このような悩みを持ち,「器用貧乏であること」に悩んでいる方がいるのではないでしょうか.
私もその「器用貧乏」のうちの一人でした.
私はこれまでの人生の中で,「将来何になりたいの?」「何がしたいの?」とたくさん聞かれてきました.特に,父には両手で数え切れないくらい聞かれたと思います.ただ,今思えば父がそれを何回も聞いてきたのは,その答えが年齢を重ねても全く出てこなかったからです.
その度に,私が心の中で思っていたのは,「一つに絞る必要はないのではないか」ということです.
これまで,興味のベクトルが多方向にある自分と,より専門を極める周りの人との比較をして,自分自身を少し貶めるような見方をするようなこともありました.
ただ,この器用さを活かして多様な経験をしていくうちに,むしろこの器用貧乏な特性や生き方に誇りを持つべきではないか,そう考えるようになりました.
「器用貧乏」という言葉は,少しネガティブなニュアンスがあるので,ここからは,「様々なことに興味を持ち,クリエイティブに探求する人」として「器用家」と表現します.
器用家であることには,たくさんの良さがあります.(以下,「マルチ・ポテンシャライト/エミリー・ワプニック,長澤 あかね」から引用,一部改変.)例えば,以下の5つです.
①アイディアを統合し,新たな価値を生み出すことができる.
②学習速度が速い.
③適応能力が高い.
④大局的,俯瞰的な視点を持っている.
⑤様々な分野をつなぐ通訳になれる.
このような素晴らしい特性があるのにもかかわらず,全体の傾向として,一つのことを極めることが一般的とされるために,器用家であることをなかなか肯定しにくい世の中になっています.
そんな背景から,器用家の意義や役割を伝えるとともに,またそれを体現し続けるチーム,そして将来的には,多様なタイプの器用家が集い,クリエイティブを発揮できる場を創っていきたいと想い,「Jo-AT」をつくりました.
『お前は,街の便利屋になるのか』
ほんの少し,個人的な話をさせてください.
この見出しの言葉は,私が高専に在学していた際に研究室の教授から言われた言葉で,強烈に心に向かってきたのを覚えています.そして,当時の自分は一つの専門を極める,つまり研究活動に勤む一人の学生であったこともあり,専門性を極めることと対比させて,自分の特性を深く考えるようになりました.
また,私はとある(研究とは全く関係ない)検定試験において,国内トップの成績で合格した経験があるのですが,その表彰後に言われた,
「お前は何やっているの?」
という言葉も,その時の状況とともに鮮明に記憶しています.
感情が動かされる一言ほど記憶に残ります.
今では,どちらも褒め言葉と捉えているのですが,人生の考え方や方針が定まっていなかった当時の自分は,「この生き方で良いのだろうか」と自らの行動をマイナスに捉えることしかできませんでした.
(誤解のないように補足すると,これは私の主観的な感じ方であって,教授の発言が悪い等では,決してありません.)
『お前は,街の便利屋になるのか』
特にこの言葉は,私の本質的な性格をずばり見抜いていました.教授の「人を見る力」と,「的確にそれを捉える力」は本当に恐ろしいです.
そして,実際にそう言われて,自分が器用家であること,人と異なる行動特性を持っていることに気づいた,という原体験が今の活動を進めるきっかけとなりました.
これからやっていきたいこと
ありがたいことに,私の友人の中には考えに共感してくれて,一緒にJo-ATで開拓を進める2人の器用家がいました.彼らの自己紹介コンテンツは年内に上がる予定です.
2人は私同様に,知的好奇心に溢れ,器用家という名に相応しい人間です.スキルフルでありながら,それぞれが力強い個性を持っています.
そんな器用家3人でキックオフするこのJo-ATで何をするのか.
主に以下の3つの柱を持って活動を進めていきます.
1.器用家の意義を伝える.
器用家の在り方,生き方,特性の活かし方をさまざまな切り口で伝えるコンテンツを提供していきます.
2.自らが体現し続ける.
チーム活動を主体としたクリエイティブ企画,それぞれの興味のある分野での発信を通して,自らが器用家の生き方,活かし方を体現し続けます.
3.器用家の活躍する場を創る.
将来的に,器用家が活躍,そのスキルを持ち合わせて自らのクリエイティブを体現することのできるコミュニティを創ろうと考えています.
最後に
Noteの締めくくりとして,私たちのミッションをお伝えします.
『器用家の「生き方」と「活かし方」を体現し,器用家のクリエイティブを生む「場」を提供する.』
このミッションをベースに活動を進めていきます.
メンバー全員が器用家ですので,もちろん,Jo-AT以外の生産活動等を行なっています.そのため,コンテンツの発信は,最頻で週に1回程度になるかと思います.
その代わりと言ってはなんですが,できる限り,質の高く,魅力的なコンテンツを提供していくつもりです.今後ともよろしくお願いします.
音声メディア・SNS
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