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【コーチング】コーチング・プロセス Part2

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「コーチングのプロセス」というモジュール名のクラスになります。

【コーチング】コーチング・プロセス Part1の続きになります。

プレコーチングのポイント

プレコーチングはコーチングを始める前準備であり、コーチングの成果や質に影響があります。
準備の時間として、下記項目を実施することを目的としています。

  • コーチングを受ける経緯・動機の確認

  • コーチングの機能・構造・約束事を説明、同意を取る

  • 信頼関係の構築

  • コーチングに対する主体性に目を向ける

  • コーチングの方向性を決める

コーチングを受ける経緯・動機の確認

コーチングを受ける経緯・動機がどのようなものであっても、コーチングを受ける相手の本人自身の目標達成であり、目標までの成長であることを相手に共有しておくことは大事です。

コーチングを受ける経緯・動機として本人自らコーチングを依頼することもあれば、企業から依頼をされることもあります。
その経緯・動機によって、クライアントとなる人のコーチングに対する姿勢や感じ方は変わります。自ら依頼していれば主体性を持ち、コーチングに期待をしているのだと思いますが、企業の依頼で受け身で受ける場合や、コーチングに疑念がある場合もあるでしょう。その姿勢や感じ方によって、プレコーチングにおける重点は変わってきます。

よって、必ずプレコーチングでは、コーチングを受ける経緯と動機はまず最初のうちに確認を取る必要があるのです。そしてどのような経緯・動機であっても、コーチはコーチングの場がクライアントと持てることに感謝し、歓迎していることを伝えることが重要です。

コーチングの機能・構造・約束事を説明、同意を取る

コーチングで成果をあげるために、コーチングの機能・構造・約束事をプレコーチングにて共有して説明し、同意しておくことが大事です。
コーチングを単なる課題解決の場、ティーチング的に受け身の場だと誤解したままコーチングを進めても効果があがりません。

そうならないためにも、プレコーチングにて同意を取っておく必要です。
「コーチの役割と、コーチングを受ける側の役割」
「コーチのすること、しないこと」
「コーチングを受ける人にしてほしいこと、してほしくないこと」
「コーチングを進めるうえで守って欲しい約束ごと」

信頼関係の構築

コーチングを受ける相手が初対面もしくは関係性が出来ていない場合には、プレコーチングは信頼関係を構築するための大事な場となります。

コーチングはコーチに対して何でも話せる状態になっていて成り立つものです。よって、プレコーチングでの信頼関係の構築の度合いが今後のコーチングの成果や質に影響を与えます。

信頼関係の構築の基本はお互いを知り合うことから始まります。コーチはオープンな姿勢で正直に自己開示することで、相手にも安心感を与えることに努めます。
また、相手に踏み込みすぎない程度の距離感で、相手に興味を持つ姿勢で、様々な質問をすることで相手のことを知っていきましょう。

また、もしコーチングに対する不安や疑問がある場合には、それがないかどうかも確認しておく必要があります。そしてその不安と疑問に応えるかたちで安心感と信頼感を作っていきます。

長くなったので、「コーチングに対する主体性に目を向ける」「コーチングの方向性を決める」については次に記載します。

おまけ

コーチ・エィではオンラインでのクラスコーチでの学びを自分でログとして残していき、場合によっては一緒に参加しているクラスの人に共有して、新たな気づきにして学びあっていきます。そのログから抜粋して自分の学びや気づきもこのnoteに書いていこうと思います。
(当時書いたものなので、noteの記事と書きっぷりが違うことはご了承ください)

■プレコーチングの台本を書こう
・コーチングのこの場を持てることを嬉しく思います。
・一緒に伴走してクライアント様にとって、良い時間にしたいです。
・あくまでもこの時間はクライアント様の時間、クライアント様本人の目標達成と目標に至るまでの成長のための時間です。

・コーチングは、ティーチングやコンサルティング、カウンセリングのようにコーチ側がらアドバイスはしません。
・クライアント様との対話の中で、クライアント様自身のやりたいことやありたい姿、そしてクライアント様自身の強みや資質を棚卸しし、
・クライアント様自身で次の行動を決めて、進んでいくことになります。

・これからコーチングを行ううえで、対話しやすいようにお互いのことをまず知っていきましょう。
・守秘義務はありますので、可能な限り教えてくださいね。今の段階で話したくないことは無理にお話しなくても大丈夫です。

・・・仕事上のミッション・役割、これまでの経歴、いまの会社を選んだ理由、大事にしている信念など・・

・この場は対等な場です。もし話しにくかったり、やりにくい場合には遠慮無くフィードバックください。
・コーチングをはじめるにあたって、不安や疑問があったりされますか?
・コーチングにどのような印象を持っていますか?

・コーチングで扱いたいテーマを伺わせてください。
・コーチングによって自分自身が望む成果を出せるとしたら何を手に入れたいですか?
・メリット、デメリットは何だと思いますか?
・せっかくのこのコーチングの場をどのように活用したいですか?

・もしコーチングを進めていけるなら、ここでお互いの約束を確認していきましょう。

・・・同意事項を読む・・・

・もしこの約束に同意できるのであれば、コーチングを進めていきたいのですが、よろしいでしょうか?

・コーチングを何に向けてスタートするか、決めたいのですが、どういう方向性で進めていきたいですか?
・仕事において達成したいことは何ですか?
・どのようなキャリアを目指していきたいですか?
・自分の自身の強みや課題は何ですか?
・やりたいと思いながら、今手が付いていないことはなにですか?(緊急ではないが重要なことに目を向けてみて)

HAYASHI自身のコーチングのプロセスのクラスの学びログより

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