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【コーチング】コーチング・プロセス Part5

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「コーチングのプロセス」というモジュール名のクラスになります。

【コーチング】コーチング・プロセス Part4の続きになります。

アイスブレイク

コーチングではお互いの協力関係が前提です。
相手の緊張や心の壁を解けるかによって、相手が話せる情報の自由度や、アイディア量も増えていきます。
相手の緊張を解き、相手が話しやすい環境をつくり、自由に考え、話せるようにする、それがアイスブレイクです。

アイスブレイクとは文字通り氷を砕くという意味で、コーチングにおいては、その場を打ち解けさせるというものになります。

アイスブレイク自体は、普段の仕事の会議であったり、ワークショップであったりと、これから会話を進めていく場面でも使われています。
より早く円滑に本題に入れるよう、場に集まった最初の段階で、場の緊張感を取り除くための一言、行為、環境のセッティングになります。

アイスブレイクは、まず自分からオープンになることで相手の警戒心を解きほぐすことが必要です。アイスブレイクは毎回のコーチング・セッションのはじめに行いましょう。

また、コーチングの途中であっても、相手もしくは自分がまだ緊張を感じる場合には、いつでもアイスブレイクをする必要があります。

メタ・コミュニケーション

聞き慣れない言葉かもしれませんが、メタコミュニケーションとは会話をリセットするためのテクニックになります。

メタとは、上から、距離をおいての意味があり、直訳すると「上から距離を置いて見たコミュニケーション」ということになります。

メタ・コミュニケーションは、今交わしているコミュニケーションがお互いに対して利益を生み出しているかどうかをチェックする場合に使います

コーチングでは、今そのときの会話そのものにも目を向けて会話ができることも必要です。
話していてどう感じているのか、どんな気づきがあったのか、をその場でリアルタイムに話すことで自己認識が深まります。

また、メタ・コミュニケーションは、コーチングのどのプロセスにおいても使うことができ、相手の反応や会話そのものに違和感を感じたときに会話をリセットしたり、一回会話を止めて振り返ったりする場面で使います

メタ・コミュニケーションが特に効果的なタイミングは以下のようなときです。
・会話にズレが生じたと感じたとき
・コーチングが時間内に終わらなそうなとき
・具体的な行動目標を決めたとき
メタ・コミュニケーションを取り入れることで、客観的な視点を持つことができます。

おまけ

コーチ・エィではオンラインでのクラスコーチでの学びを自分でログとして残していき、場合によっては一緒に参加しているクラスの人に共有して、新たな気づきにして学びあっていきます。そのログから抜粋して自分の学びや気づきもこのnoteに書いていこうと思います。
(当時書いたものなので、noteの記事と書きっぷりが違うことはご了承ください)

■アイスブレイクをするのはどのようなとき?
・部下の面談で相手の調子を知る。
・気持ちを改めて。
・緊張を解く。共通の話題で。
・ミーティングや面談で話しやすくする。直近のことだと話しやすい。
・共通の話題で天気のこと。あとはまずは自分を出す。自分のことを言う。

■メタ・コミュニケーションをするのはどんなとき?
・方向性のチェック。内容次第だが、だいたい20分経ったら。
・同じ事を繰り返しているとき。話題を戻す。
・相手のクールダウン。
・不安に感じたとき。話がうまくいけたかどうか?
・内面を客観視する。広い目で見るとき。感情的なとき。

・アイスブレイクは関係性のベースをつくる。
・メタ・コミュニケーションは、共同作業の場。道が外れている、コーチ自身がわからなくなったとき。再度合意を取る。

HAYASHI自身のコーチングのプロセスのクラスの学びログより

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