【アジャイル】自分の組織スクラム運営を見直してみる(対策編)
課題編の続きです。
とりあえず役割を回そう
課題編で書いた「自分ばかりが一生懸命やっている」については、チームのメンバーで回すことをやってみようと思います。一部のメンバーからも「ファシリテーション」は回した方がよさそうだと仄めかしていました。
最初の組織スクラムの立ち上げをまず軌道に乗せないといけないという自分の気持ちもあったのでガッツリやってきましたが、それをずっと続けることは私自身にもチーム自身にもあまり良い状況ではありません。
これ、私がチームを万が一離れたり、病気や休暇で1週間とかいなくなったときにちゃんと回せるかがわからなくなってしまいます。これからは順番にまわしていき、うまくできなさそうなところは私がサポートするスタイルにしたいかなと。
ふりかえりでムリをしない
ふりかえりもアクションが出てもそれが改善活動として活きてこなければ意味がありません。
アジャイルに知見のある方に相談した結果、
たくさんやるより、まず1つの改善アクションをしよう
一つでも少しでも、チームが改善していくことをちゃんとやろう
意気込みではなく、ちゃんと動き出せる小さなアクションにしよう
その達成感を味わおう
というアドバイスを受けました。
確かに色々やろうとしすぎて結局何もできてないのは問題です。大きな課題もありますが、大きなままだとなかなかアクションに繋がりません。まず一歩踏み出せるサイズの改善アクションにするのが大事と気づけました・
あと、ふりかえりでみんながあれもこれもいいよね、やりたいよねという気持ちは理解しつつも、「まずこれをやろう!」という一歩をちゃんと根付かせた方が良いと私も感じました。
ふりかえりでやるアクション決めの投票も工夫したいと思います。一人何票も入れるのではなく、これは!という1位を一つ決め、あとは次点として幾つかいれる。その結果のチームの1位をまず動けるアクションにして次のスプリントにする、他のアクションはアイスボックスにいれて定期的に棚卸しすることにしました。
ムリにスクラムにしない(まず崩れでもいい)
組織スクラムでスクラムイベントもかなりしっかりやってきました。が、なんとなく疲れてきている感じはしますし、自分ばかりが押しつけるのもよくありません。
ですのでムリにちゃんとしたスクラムでやらず、まずタスク管理をカンバンボードでやろうという文脈に落とし込もうかなと思います。これも前出のアジャイルに知見のある方からのアドバイスでした。
スプリントゴールを頑張って作るのは一旦止め、ピュアにタスク管理してみる
ただ、毎月や四半期のマイルストンで何を目指すかは定義しよう
プロダクトバックログを出すのは続けよう
課題に寄りがちな朝会は、15分の中のアジェンダを分ける
前半はタスク確認、後半は課題共有で話す内容と時間を意識する
ふりかえりは続けよう。一ヶ月に一回でもいいし、2週間に1回でもいい
タスクを出す会(プランニングに相当するもの)は設けよう
ともかく頑張り過ぎない。体調崩して倒れたら意味がなくなる
など。結局中身みるとスクラムやってるじゃん?と思いますが、スクラムやスプリントという言葉を言わないだけでも緩さ加減が表現できそうです。
これで組織スクラム…アジャイルな組織運営が少しでもより良くなればと期待しています!
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