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アパシーを直したい。それな。

こんにちは。人生を消費しよう。もんです。
本稿は、「なんとなく「つまらないな」という同志たちへ 『無気力なのにはワケがある』」の続きです。

前回の記事をざっくりまめると、

・『無気力なのにはワケがある』を拝読しました。
・学習性無力感(=うつ)は、自分ではコントロールできない課題に直面すると陥るらしい。
・コントロール不可能な課題に直面して、鬱になる人とならない人の差は?
・それは「原因帰属」のスタイルにある。
・「原因帰属」の考え方を使って、アパシー(無気力)をどうにかできないいか?
・アパシーの私は、どのように「原因帰属」をおこなっているのか?

さて、前回の記事で私は、「人生はコントロール不可能だなぁ。」という考えに対し、私が行なっている原因帰属のプロセスをお見せしました。そこで気づいたことは、「私たちがおこなっている原因帰属は、全然当てにならないのではないか?」ということです。

帰属先は自分で選べる

われわれは、コントロール不可能な出来事にぶち当たったとき、「どうしてこうなってしまったのだろう?」と考えます。その時、内的—外的、持続的—一時的、全体的—特殊的という三つの軸に沿って、原因の分類を行います。この分類の仕方には個人差があります。「内的、持続的、全体的」というスタイルで捉える方は、鬱に陥りやすいとされていました。

ここで先ほど私が気づいたのは、この種の分類は
自分がどう思っているか・感じているか
をベースに行われています。そうです。主観的なのです。なんてったって「原因帰属」はスタイルですから。これを絶対視する根拠がありません。

であれば、「この世には、自分がやるように原因帰属をしない人がいる」ということに気が付きます。

「テストの点が悪かった?ガハハ、問題がむずかっただけだ!」
「人生がうまくいかない?それはアイツがすげーやつだからだ!」

実際に自分がこう思えるようになるのか、と言われれば難しいですが、大事なのは原因帰属のスタイルを相対化するということです。

原因帰属のスタイルを相対化する

原因帰属のスタイルを相対化する生活を続けていれば、いずれは、「あぁ、この外的要因は説得力あるな。内的な原因じゃなかったんだ」と思える時が来るはずです。

そして次第に、だんだんと、一歩一歩、コントロール不可能な原因を「外的・一時的・特殊的」だと思えるようになる日が近づいてくるのだと思います。

そんな日が来たらいいなぁ

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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人生を消費しよう。 もん

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