見出し画像

高校3年生が「志願したい大学」3大都市圏

高校3年生が志願したい大学

関東地区
1位 早稲田大学
2位 明治大学
3位 青山学院大学
4位 立教大学
5位 慶応大学

関西地区
1位 関西大学
2位 近畿大学
3位 大阪公立大学
4位 同志社大学
5位 関西学院大学

東海地区
1位 名城大学
2位 名古屋大学
3位 南山大学
4位 中京大学
5位 名古屋市立大学

2022年7月21日 読売新聞の記事から抜粋
なおデータは「リクルート進学総研(東京)」の調査データ

関東地区の1位早稲田大学、2位明治大学、3位青山学院大学、4位立教大学は前年度と同じ順位
5位の慶応大学は前年度の8位からランクアップ

関西地区の1位関西大学は、15年連続で1位
3位の大阪公立大学は、大阪市立大学(前年8位)と大阪府立大学(前年10位)が統合して、新たに今年(2022年)成立した大学

大阪公立大学が3位に躍進したため、前年3位の同志社大学が4位、前年4位の関西学院大学が5位と1ランク下がりました。

東海地区の名城大学は6年連続の1位、2位の名古屋大学は前年と同じ、3位の南山大学は4位から3位へアップ、4位の中京大学は3位から1ランクダウンしました。

進学希望分野ではデジタル技術を活用して業務の効率化を図るデジタルトランスフォーメーション(DX)や再生可能エネルギーに注目が集まっていることから、文系や理系にとらわれない「工学系」や「情報系」が増加しているそうです。

逆に「外国語」や「観光系」の分野は希望者が減少している。

大学の進学先を検討するにあたり重視する項目として
・就職に有利
・卒業後に社会で活躍できる


「学びの内容」や「卒業後を意識した大学や学部選び」の傾向が強まっている

◇以下は私見となります。
400社就職率のデータから見ると面白いことに気づきます。
400社とは日本のトップクラスの主要企業400社です。
(週刊東洋経済 臨時増刊 本当に強い大学2022)

東海地区については
名城大学が一番コストパフォーマンスが良い大学になります。

比較しやすいように他地区の大学も入れた偏差値順(法学部)にします。
偏差値データはベネッセのマナビジョンの数字を使用させてもらいました。

関西学院大学(法) 偏差値70   就職率20.4%
南山大学(法)   偏差値68   就職率13.3%
成蹊大学(法)   偏差値68   就職率13.7%
中京大学(法)   偏差値64   就職率 6.7%
東洋大学(法)   偏差値62   就職率 6.0%
専修大学(法)   偏差値62   就職率 4.3%
愛知大学(法)   偏差値61   就職率 5.7%
名城大学(法)   偏差値58   就職率 6.5%
東海大学(法)   偏差値58   就職率 5.8%
神奈川大(法)   偏差値58   就職率 4.2%

名城大学は一番入学しやすいのに400社就職率が中京大学や愛知大学と同等もしくは上回っています。

名古屋大学は400社就職率は31.9%とダントツです。
旧帝国大学ですから当然と言えば当然でしょう。

名古屋市立大学の400社就職率は11.3%と南山大学より落ちます。

名城大学はコスパが良い=高校生の志願したい大学で東海地区連続6年の図式が見えてきます。

                          画像はPixabayより



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?