事業承継がアツイ。

仕事がら事業承継をした社長と話す機会が多くあります。多いというか、仕事の7割くらいを占めています。彼らと話をしていて毎回思うことは、彼らは素晴らしいなと。
もっと言うと

「事業承継者はアツイ!」

事業を起こした社長(つまり初代)と言うのは、とてもシンプルなモチベーションで動いています。お金持ちになりたい。自分の夢を叶えたい。社会課題をクリアしたい。いろんな角度がありますが、いずれにしてもシンプルな動機がエネルギーとなっています。

ですが、事業承継者は「葛藤」だらけ。
・これが俺が本当にしたいことなのか?
・父を超えるにはどうしたらいいのか?
・社内の古株幹部を納得させるためにどうしたらいいのか?
・「社長の息子、だからその役職なんでしょ!」と思われているじゃないか…。などなど。

葛藤まみれ。

その中で、先代の…何を「継ぐ」のか?何を「削る」のか?
自分の中の…何を「こだわる」のか?何を「手放すのか?」

ここにも大きな、とても大きな「継ぐ」が存在からです。
つまり彼らは、人類最大のテーマ「継ぐ」を真正面から向き合っているのです。

アツくない訳がありません。

そな中、とてもイケている事業承継者ととても苦しんでいる事業承継者がいるのも事実です。いろんなケースがあるのですが、実は違いはたった一つ。この違いを捉えているかどうかで全く違った結果になっているのです。

それは…

「葛藤」をリソースにできているか?

葛藤をリースにするとは、悔しさをバネにするとか、反骨精神で突き抜けるとか、そう言った軽いものではありません。

これについては、また今度、お話ししたいと思います。

JOE

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