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女装で「女性らしくあることが正義」という風潮について、脳科学的に考察してみる

こんにちは、おじょえです。

最近はよくわかりませんがお悩みメッセージを多く受けています。新手のサイバー攻撃でしょうか。心理カウンセラー状態です。

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さて、今回は「女性らしい女装こそ正義!」という風潮について考えていきたい。

趣味で女装をする人を「趣味女装」と呼ぶ、我々のことだ。

そしてこの界隈では「言動や立ち振る舞いが女性らしくあればあるほどポイントが高い」という風潮がある。今でこそ若いノンケ男子(恋愛対象は女性)の仮装的なノリで始める女装が流行っているので、その風潮も弱まりつつあるが、まだまだ根強く残っている風潮だといえる。もはや宗教的なレベルで崇高している人もいるので正直なところ私はあまり近寄りたくない風潮のひとつである。

なぜそのような風潮があるのかを客観的に考察してみた。いつだって「得をする人」がいるからすべての構造は成り立つ訳だが、女性らしい女装のほうが「得をする」のはいったい誰だ???そう考えれば自然と答えは出る、おそらくエロを求める男性側の主張から形成された文化であり価値観だろう。

TVを見ている一般の人からすれば「女装が女性らしい必要はない」と断言できる、なぜなら芸能界で活躍するオカマキャラの人たちは「どうみても女性に見える」というステータスで上り詰めたわけではないからだ。一般の人たちはオカマキャラや女装対して「おもしろさ」のほうが重要であり、エロは必要ではない。そう考えると「女性らしいほうが得をする人」というのは必然的にエロ界隈の男性が作り出した風潮であると仮定できる。つまり女装が「女性らしい方がいい」というのは、女装する我々が考え出した文化ではなく、他人によって作られた風潮であることがここでわかる。我々は他人によって作られた文化や風潮の中でなんとな~く正義を振りかざしているだけかもしれない。まぁ風潮の発端なんか興味がないので話を進めていく。

まず男性と女性の脳には明確な違いがある。男性的な思考、女性的な思考でハッキリわかれている。「女性らしく振舞えない女装は悪だ!」という主張があるならば「え?あなた本当に思考や行動まで装えているんですか?」と主張したくなる人もいるだろう。

なので今回は、この風潮を大切にしている女装たちを脳科学的な観点から観察してみる。該当する人は見ていってほしい。

「競争」と「共感」

とにかく男性は争う、競争する、相手と張り合う、これが男性の特徴だ。

反対に女性は「相手に共感する」という特徴がある。自ら競争の渦に飛び込むようなことはしない、波風立てずに人付き合いをするのが女性の特徴だ。

ツイッターなどのSNS戦略として「女性ユーザーを味方に付ける」という技があるが、これは女性の特有の「いいものは誰かと共感する」という性質をうまく利用して「拡散」させることを目的としている。

つまり知名度UPしたい人は女性のフォロワーがたくさんいれば、たくさんリツイート(拡散)されて超ハッピー!ということである。

反対に男性特徴として「いいものは独占しようとする」という特徴、皆さんにも心当たりはないだろうか。可愛いお姉ちゃんが働くスナックを見つけたら出来るだけ他人に知られないようにと「独占」しようとするのが男性だ。しかし女性は野菜の美味しい店があれば「超おいしい店見つけた!」「俳優の○○って知ってる!?」となる訳だ。

ちなみに女装アカウント、女装含めフォロワーの90%以上が男性なのだが、まぁリツイートが少ない。いいねが1000件あってもリツイートが2桁とかザラだ。この結果がいかに女装が男性脳であるかを物語っている。逆にリツイートをよくする女装は女性脳である可能性が高い。共感性が高く、他の人にも共感してほしい!といった女性脳特有の能力を持っているからだ。頭の中まで女性になりたい人はいっぱいリツイートしましょう。

反対にTwitterなどのSNS戦略において男性ユーザーは「いいね」はするけど「リツイート」はしない傾向にあり、女性と比較すると「拡散力が低い」ということを示している。余談だが女装界隈にもフォロワー何万人という女装アカウントが存在するが、彼らは共通して「女性のフォロワーが多い」のが特徴である。つまり女装アカウントで一定以上の知名度を獲得したい場合は「女性ウケする見た目、行動」をすると非常に強い。有名になりたい人はトライしてみてくれ。

話を戻すが、「女装とは女性らしくあるべきだ!」と言いながら争ってる女装、男っぽい女装さんを攻撃する女装、自分と他人を比較して無意識に競ってる女装、誰かより優れていようとする女装、めっちゃ見たことあるんだけど、あなたの周りではどうですか?争ってますか?それともシェアしてますか?基本的に相手に「共感」すれば争いごとや揉め事というのは起きません。争う、攻撃する、他人を貶し、自分を上げる。まさに女装用の匿名サイトが悪口まみれになっているのは男性ユーザーが多い証でしょうね、よく知らんけど。

いちばんになりたい男(女装)、みんなと同じがいい女(女装)

モノタスクとマルチタスク

男性脳はモノタスクと言われている。つまり「ひとつのことしかできない」という意味だ。

一方、女性脳はマルチタスクと呼ばれ「いくつもの作業を同時に行うことができる」という特性を持つ。

料理やメイクが上手な人は「女性らしい」というのは大きな勘違いで、料理をしながら片付けをして掃除まで出来る人こそが「女性らしい人」であり、メイクをしながら友達にメールをしつつ調べ事が出来る人が「女性らしい人」なのである。

たまに料理して「女子力高いね~!」なんて言われている女装さんがいるが、料理ができるだけでは女子力が高いとは言えないのが脳科学における本質であり「片付け」「同時進行」こそが女子力の高さなのである。

脳の構造上、ひとつのことしかできないのは「男性」であり、同時進行できるのが「女性」なのである。

自己完結と自己関連

女性脳の特徴に「自己関連付け」という特徴があり、自分と関係のないことでも自分と関係があるかのように結びつけて考えたり、他人のことを自分のことのように考えたりする特殊能力だ。

よく女装界隈で「自分さえよければそれでいい」「人の目なんて気にしないわ!」って感じの我が道進むタイプの人がいる。

それは完全に「男性脳」の思考であり、男っぽさの象徴であるといえる。女性は「自分がこんなことしたら○○がこう思う」などといった他人の目を気にしながら思考を行動に移すからだ。

女装をするうえで「第三者の目」や「自分のことを客観視する能力」は非常に大切である。自分さえよければそれでいい!と思って行動した結果が「女装して女子トイレに入る」や「夜の公園で露出する」という事例こそが悪い例である。その規模は大小あるが、「他人の目を上手に活用して自己を高める」という能力を磨くのも「女性らしさ」であると私は考える。

統括

ただ立ち振る舞いや見た目、言葉をお上品に装っても、本質的な「思考」や「行動」が男性であっては本末転倒じゃね?と思っている。安いメッキはすぐに剥がれてしまう。

そして何よりも私がこの風潮に賛同しないのは、多くの人が「なぜその風潮が正しいのか?」を自分の頭で考えていないからである。

あいにく私は「女性っぽい女装こそ正義」という派閥には属していない、無所属なので深く介入はしたくない。

しかし、正義を振りかざすのであればそれなりの知識を蓄えなければならないということだ。無知なまま自分と関係ない価値観の風潮にのまれて「みんながそう言っていたから」というただなんとなくで女装をしている無知な人にはなってはならない。

今コロナで考える時間は山ほどある。一体「なぜ女装が女性らしくなければならないのか?」をあなた自身でよく考えてみてもいいかもしれない。

実は「女性らしさ」ではなく「自分らしさ」の追求こそが女装の最大の楽しみかもしれないし、全く別の価値観が生まれるかもしれない。それもすべてあなた自身の頭でよく考えることから始まる。

暇な人は男女における脳の違いについて調べてみてはいかがでしょうか?ということで今回はここまで。

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