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アネラは22歳になりました

マミ山本が1992年にフラワーアーティストとしてデビューし
時を経て、2002年2月26日に法人化し
有限会社アネラとして生まれました。

そこから22年、アネラは存在し続けてきましたが
その間、様々な変化がありました。

アネラは今年から
コミュニケーションアートデザインの会社として
名乗っていくことにしました。

*コミュニケーションアートデザインとは
 こちらのページを参照してください。
https://anela.jp/about/design/

マミ山本も、今まではフラワーアーティストとして
ウエディングフラワーの第一人者のような印象でしたが、
これからは、アートデザイナーとして名乗っていきます。

なぜ、そんな肩書を名乗るようにしたか?
様々な理由がありますが
主に、3つの理由がございます。

1つは、今後はウエディングフラワーをメインにしていかないから。
全くやらないとは言いませんが、下請けとして入ることは、もうしません。
新郎新婦からのご指名があるときのみ、そして間に誰も入らない形のみ
ウエディングフラワーをやらせていただきます。

1つは、わたしたちの本質的な価値が何であるかを
とことん見つめた結果としてです。
確かに、今までは生花、造花、プリザーブドフラワーなどを扱い
それを有形物として提供してきました。
つまり、「花の会社」のようなイメージだったと思います。
しかし、そのサービスを通じてお客様にどんな価値をもたらしていたのか?
それを考えたときに、そこに
「心が通う瞬間」「心を動かす瞬間」というものがありました。

例えばマミ山本のオリジナルアート作品シリーズ
「キャンバスアートフラワーⓇ」は
キャンバスに造花・プリザーブドフラワーなどを飾り
そこに絵画とメッセージを加えたものです。
それはまさに、贈り手の気持ちが相手に伝わるようにしたものなのです。


わたしたちは、最終的な成果物を通じて
心の通う機会と空間を創出してる会社なんだと自覚し
そこに、マミ山本の発想力とデザイン性(アートデザイン)という
独創的な要素が加わっています。
成果物には、ボタニカルな素材を用いることがほとんどですが
決して花や植物を売っているのではない。
だからわたしたちの価値は、コミュニケーションを育むための
アート性の高いデザインこそが本質なんだと考えています。

そして3つ目の理由は、これからのわたしたちの事業展開をふまえ
どのように覚えられるのが良いのか?
を考えたからです。

前述のとおり、ウエディングフラワーはやらないし
お祝い花のようなものも原則として提供しません。
わたしたちが現在提供しているサービスは
世間的に認知されている言葉にすると、オフィスアートです。

オフィスアートといっても、
既製品を売ったり貸したりすることではなく、
会社(または団体)のアイデンティティを表したアートのことです。
わたしたちはこれを、コーポレートアイデンティティアート
(略してCIアート)と呼んでいます。

わたしたちはオフィス、店舗、クリニックなどの空間に
ボタニカルな素材・要素を加えた
立体的または半立体的なCIアートの制作を中心に
コミュニケーションが育まれる空間にしていきます。

つまりわたしたちのメインのサービスは
「コミュニケーション・オフィスアート」なのです。

わたしたちは、このコミュニケーション・オフィスアート事業を進化させ
SDGsの目標達成に役立つ、サステナブルアート事業も開発しました。
サステナブルアートとは、企業の生産活動・営業活動などで生じた
不要となったモノ、捨てざるを得ないモノに新たな命を吹きこみ
アート作品として蘇らせる、いわばアップサイクルしたアートです。
このサステナブルアートの制作と空間演出により
企業のサステナビリティが広く伝わるためのご支援をしております。


この2つの事業に関して2024年はメインに活動していくのですが
その先を、既に見据えております。
今後の事業展開は、またの機会にお伝えさせていただきますが
いずれも、「心が通う機会と空間を創出する」
コミュニケーションアートデザイン事務所として
相応しい事業内容になっております。

わたしがアネラの代表者になったのは2021年1月のこと。
コロナの荒波にもまれ、経営に四苦八苦してきたものの
3年が経ち、ようやく「これでいく!」という
確信というか、決断というか
流れのようなものを意識できました。

「決めるから、道が開ける」という言葉がありますが
今、そんな心境です。
長々と書かせていただきましたが
これからのアネラにも、ご期待ください。
今後も引き続き、ご指導ご鞭撻のほど
宜しくお願い申し上げます。

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