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6)四角錐の体積=底面積*高さ*1/3の証明

錐体の体積の公式は「同じ底面積と高さの立方体の体積の3分の1」です。「どうして3分の1なんだろう?」Youtube動画(*は積算、/は除算) とりあえず四角錐の証明です。図を見てください。高さが底辺の1/2の四角錐を頂点同士で6個合わせると正立法体になります。という事は「正立法体の体積はその四角錐を6個の体積合計と等しい」という事が分かります。 計算しやすい様に、正立方体の1辺を2hとします。この場合の四角錐は高さは底辺1辺の1/2でないと6つの四角錐の合計になりませんの

    • 5)ニュートンとリンゴ

      ニュートンさん・リンゴ・万有引力の法則は有名です。ニュートンさんが「リンゴが落ちる現象を見て万有引力の発見につながる頭の中の思考回路を知りたい」と思った事はありませんか?。この前たまたまYoutubeを見てたらその思考回路を説明している動画がありましたのでご紹介いたします。 注)上図の地球の半径に対する月の周回半径はもっと遠い位置にあります。 ニュートンさんは「リンゴは地上に落ちるのに月はなぜ地球に落ちてこないのか?」と考えたのが最初の疑問です。考えた末、 「実は月も落

      • 4)三平方の定理の証明

        このテキスト文中の前提は以下 a×a⇒a^2、a×b⇒ab でお願いします。 直角三角形の三平方の定理は a^2​+b^2=c^2です。 証明方法を2つ。図の左側は最初に先生が教えてくれる証明方法です。右側は二次方程式を学んだ後に説明される方法です。 まず左側では「三角形の面積を求める公式の底辺と高さが同じならどんな三角形も面積は同じ」と「三角形の合同と相似の公式」を絡めた証明方法です。ポイントは「合同の公式」で「三角形の2辺とそれを挟む角度が同じなら双方の三角形は全く

        • 3)1日に地球が自転1回転って、ホント?

          第1回目のテキストで「地球は1日自転1回している」と書きました。しかし「地球は1日360度まで自転しているのか?」には疑問があります。 理由は、地球は太陽の周りを公転しながら自転しています(実は太陽も同じ位置に留まっているわけではなくどこかの星の周りを公転しているらしいのですが、それはさておき)。下の図を見てください。「自転しながら公転する地球の図ですが、そうなると地球の1回転の定義・1日の定義って何だろうか?」って思った事は有りませんか?。 図中の「ココは?」って書いた

        6)四角錐の体積=底面積*高さ*1/3の証明

          2)2πr=円周 の証明

          前のテキストで地球の円周の公式を使いました。その証明をしたいと思います。 これはよくある図です。上に半径6cmの円があります。その円を図の様に8個の扇に切り分けます。中にその扇をお互い切り口同士をくっつけています。下は最初8個に切った扇を仮に100位の扇を同様にくっつけた場合を想像して書いています。 ここで改めてですが、πの定義を書きますと「πとは円の円長(円周)の直径に対する比率」の事です。無理数なので数値そのものをπ(パイ)として表記しています。考えてみると円周=2π

          2)2πr=円周 の証明

          1)福岡市の自転回転速度

          ヨビノリ(予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」)さんのYouTubeがきっかけで物理の勉強を始めました。高校の時に今のような環境があったら物理ももっと楽しく勉強できたと思います。放送大学の選科履修生で「初歩からの物理」を受講していますがほとんど忘れていますのでテキストを読みながら中学~高校の数学、高校の物理にさかのぼって再勉強中です。先輩諸氏の方々よろしく思います。note を始めるきっかけは勉強しながら感じた事を書きたかったからです。また、前述のヨビノリたくみさんがnot

          1)福岡市の自転回転速度