【地方で大業】いかに資金を集めるか?

政治行政の経験0。都会から移住して3年半。

31歳で五島市長選挙に挑戦し、大敗した中西です。

本記事では、「なぜ負けたのか?」を体験談に基づき書いていきます。

選挙に出るのはレアな経験です。ほとんどの人にとっては、あまり役に立たないかもしれません。でもこの記事を読むと、

大きな事業を成し遂げるための戦略の立て方

の参考になります。

選挙は散財祭り

選挙に出るにはお金がかかります。

選挙カー、運転手、燃料代、選挙ポスター、選挙ビラ、はがきの郵送費は公費で負担されますが、他の費用は自腹です。

【政治活動費用の出費】

・事務所費用(月3.5万円)

・ポスター代(約10万円)

・リーフレット代(約3万円×4回)

・街頭演説用マイク代(約7万円)

・供託金(100万円)

・選挙カーの音響設備代(約20万円)

・移動のガソリン代・船代

それに加えて大きいのが、「政治活動をする間」の活動費用です。上記の経費に加えて

・生活費の出費(基本は無収入)

が掛かったため、1年半前に300万円ちょっとあった貯金があれよあれよという間に吹っ飛びました。

このままでは資金が持たない!!

何とかして資金を工面する必要がありました。

当初の私は、

選挙資金すら自分で集められないようでは、選挙に勝てないだろ!

と自信ありげな高飛車でした。

調べてみると、過去に家入一馬さんという方が、クラウドファンディングで選挙資金を調達している事を知りました。

そこで早速私も真似しようと思って、幾つかの運営会社に当たってみました。

クラウドファンディングはグレーゾーン

ところが、業界大手のサイトに問い合わせたところ、

公職選挙法上、政治資金はグレーなので、現在はやっていません。

との回答でした。ショック!!

泣かず飛ばずのオンラインショップ

そこで私は、知人の方がBASEで商品を売っている事に倣い、オンラインで商品を販売する事にしました。

実質的には「商品購入=実質的な寄附」と思っていたので、販売する商品はどれもガラクタばかりでした。

・自分の名刺

・自分の手形

・自分の書いた絵

・自分の動画

などなど、ガラクタだらけのオンラインショップがオープンしました。

売上は、、、

当然ながら0!

これは正直、参ったと思いました。

やり方がまずかったか・・・

というより、この時点で私の理念や政策、「やりたい事」が十分に伝わっていない事に気が付くべきでした。

資金計画は入念に

一時、コロナでラッキーな風も吹きましたが、それでも選挙は想像以上に「あれやこれやの」出費が掛かるものです。

結局、足りない分の資金は金融機関からの借り入れ+親からの借金で何とかお金を工面する事が出来ました。

選挙が終わってから計算してみると、収支は50万円ほどの借金で終了。

その程度だったら、得られた経験値は非常に大きかったと感じます。

お金の工面は他にも、「後援会への寄付」という形があります。

私はそれほど莫大な金額を集める事が出来ませんでしたが、これも工夫次第では活用できます。

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