ジョニー・チョイ

監督、脚本、漫画、イラスト、俳優

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俺のウチの本棚

    • ジョンホンの身辺雑記_03

      PC作業を少しして、首が折れそうに痛み出したので、武蔵小山にある『清水湯』という銭湯に浸かりにいった。 地底2,000メートルの海水から汲み上げた『黄金の湯』と、地底200メートルから汲み上げた『黒湯』とがあり、一つの銭湯に二種類の源泉がある奇跡の銭湯だそうだーー というところまで書いて、寝落ちしてしまい今起きた。 温泉効果で副交感神経が優位になってくれたのだろう。 銭湯料金で温泉に浸かれるのは本当に有難い。 しかも、『黄金の湯』はぬるいので長く浸かっていられる。 まず

      • ジョンホンの身辺雑記_02

        やばい、あと8分でテッペン超える。 今宵は3年ぶりくらいに 映画大学の同期で、大手AVメーカーにて部長クラスにレベル・アップしたAV監督と呑んだ。 まぁ、それは置いといて。 一流の経営者の方々とお話すると、一時間でも ものすごく自分の知識量を含めレベル・アップを実感できる。 繋いでくださったじんたろう君、有難う。 あ、そうだ。昨日、神作と呑んだ。 神作は映画学校の一個先輩で、 正直に俺と向き合ってくれる良い奴だ。 よく喧嘩っぽくはなるが、彼の主観で駄目なときはボ

        • ジョンホンの身辺雑記_01

          じんたろう君に勧められ、今日から毎日その日起きたことや感じたこと、または空想を一行でも良いから書き記していく。 今日は米オスカーで国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(2022)が記憶に新しい濱口竜介監督の最新作『悪は存在しない』(ベネチア銀獅子賞受賞)を観ようと渋谷Bunkamuraへ向かうも、潰れて更地になった旧渋谷東急デパート跡地横のBunkamuraが閉鎖しているではないか。 大雨の中、肋骨に入っているヒビの痛みと脳震とうによる目眩に耐えながらここまで

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        • ジョニー・チョイ映画批評本
          2本

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          韓国映画『許されざるもの』批評

                                    『許されざるもの』〜韓国の兵役のリアル〜 『許されざるもの』(2005) 脚本・監督:ユン・ジョンビン (原題:용서받지 못한 자、英題:The Unforgiven) 主演  ハ・ジョンウ:ユ・テジョン役 ソ・ジャンウォン:イ・スンヨン役 ユン・ジョンビン:ホ・ジフン役  『許されざるもの』(2005)は、本作でホ・ジフン役を自ら演じているユン・ジョンビン監督が学生時代に卒業制作として撮った、韓国の兵役にスポットを当

          韓国映画『許されざるもの』批評

          韓国映画『仔猫をお願い』批評

          『仔猫をお願い』〜学歴至上主義社会に放り出された高卒女子5人の友情〜 『仔猫をお願い』(2001) 脚本・監督:チョン・ジェウン (原題:고양이를 부탁해、英題:Take care of my cat)  『仔猫をお願い』(2001)は、当時韓国では珍しい女性の映画監督、チョン・ジェウンのデビュー作である。日本以上に学歴社会である韓国において、大学に進学しなかった高卒の若き女性5人が思春期を過ぎ社会の現実に直面した際の葛藤を描いた群像劇だ。  本作の主人公のひとりである

          韓国映画『仔猫をお願い』批評

          韓国映画『悪魔を見た』批評

          『悪魔を見た』(2010) キム・ジウン監督 『シュリ』(2000)、『JSA』(2001)、『二重スパイ』(2003)や『義兄弟』(2010)のように、多くの韓国映画で「北と南の関係性」が直接的に描かれてきた。  『悪魔を見た』(2010)は、婚約者をバラバラに殺害された国家情報院捜査官・スヒョン(イ・ビョンホン)が、悪魔のような殺人鬼・ギョンチョル(チェ・ミンシク)を見つけ出し、最終的に殺して復讐を果たすという作品である。  一見政治問題とは無関係の本

          韓国映画『悪魔を見た』批評