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【後編】2023シーズンJ1戦力分析と順位予想〜昨年の個人的リベンジ〜

お待たせしました後編です!!!

ではいこう!!


・ガンバ大阪

〇主な移籍
《in》
谷晃生(←湘南ベルマーレ(レンタル復帰))
半田陸(←モンテディオ山形)
江川湧清(←V・ファーレン長崎)
杉山直宏(←ロアッソ熊本)
イッサム ジェバリ(←オーデンセ/デンマーク)
ネタ ラヴィ(←マッカビ・ハイファ/イスラエル)

《out》
昌子源(→鹿島アントラーズ)
齊藤未月(→湘南ベルマーレ(レンタル復帰))
小野瀬康介(→湘南ベルマーレ)
レアンドロ ペレイラ(→ペルセポリス/イラン)
パトリック(→京都サンガFC)
坂本一彩(→ファジアーノ岡山)

〇コメント
素晴らしいオフシーズンだと思います。小野瀬の契約満了にはびっくりでしたが、脱パトに強制着手、昌子と齊藤未月の放出は仕方ない部分もあったので、納得がいくかなと。加入に関しては谷が満を持して復帰、パリ世代注目の半田、実力者の江川、杉山に加え、ジェバリやネタ ラヴィといった国別代表タレントまで。文句の付けようがないです。ポヤトス新監督がチームをどう構築するのか、シーズン開幕が待ちきれません。


・セレッソ大阪

〇主な移籍
《in》
香川真司(←シント・トロイデン/ベルギー)
ヤン ハンビン(←FCソウル/韓国)
ジョルディ クルークス(←アビスパ福岡)
レオ セアラ(←横浜F・マリノス)
カピシャーバ(←ECジュベントゥージ/ブラジル)
大迫塁(←神村学園高校)

《out》
丸橋祐介(→BGパトゥム ユナイテッドFC/タイ)
ジェアン パトリッキ(→ヴィッセル神戸)
アダム タガート(→パース/オーストラリア)
山田寛人(→ベガルタ仙台)

〇コメント
的確で素晴らしい実力者達をしっかり補強したセレッソ大阪。特に香川真司の復帰は他サポながら激熱です。レオセアラやクルークスによって攻撃力は確実にアップしています。また、神村学園の大迫塁はどこまでチームに絡めるか楽しみです。一方で、パトリッキを神戸に強奪されたことと、山田寛人の放出にはびっくりしました。山田は必ず戻すことを視野に入れてのレンタルだと思いますが…


・ヴィッセル神戸

〇主な移籍
《in》
本多勇喜(←京都サンガFC)
齊藤未月(←湘南ベルマーレ)
井出遥也(←東京ヴェルディ)
川﨑修平(←ポルティモネンセ/ポルトガル)
ジェアン パトリッキ(←セレッソ大阪)

《out》
飯倉大樹(→未定)
小林友希(→セルティック/スコットランド)
小林祐希(→北海道コンサドーレ札幌)
郷家友太(→ベガルタ仙台)
小田裕太郎(→ハーツ/スコットランド)

〇コメント
今年の冬は神戸らしくない堅実な補強でした。両小林の放出は痛手ですが、齊藤未月、井出、本多あたりでしっかりカバーができていると思います。もちろん今年も中盤から前はタレント揃いなので、噛み合えば上位進出もありそうです。しかし、如何せん毎年超大物を連れてくる神戸にとっては静かなオフだったと言えそうです。


・サンフレッチェ広島

〇主な移籍
《in》
田中雄大(←ブラウブリッツ秋田)
志知孝明(←アビスパ福岡)
松本大弥(←ツエーゲン金沢(レンタル復帰))

《out》
今津佑太(→V・ファーレン長崎)
野上結貴(→名古屋グランパス)
浅野雄也(→北海道コンサドーレ札幌)
藤井智也(→鹿島アントラーズ)
Jr.サントス(→フォルタレーザ/ブラジル)

〇コメント
昨シーズン躍進した広島は、現有戦力の維持が主な動きでした。サイドで大車輪の活躍だった藤井の移籍は大きいですが、志知の獲得に成功したのであまり不安要素にはならないと思います。昨シーズンの戦い方そのままに練度を上げてさらに上位を狙ってくるのではないでしょうか。


・アビスパ福岡

〇主な移籍
《in》
小田逸稀(←鹿島アントラーズ)
佐藤凌我(←東京ヴェルディ)
紺野和也(←FC東京)
亀川諒史(←横浜FC)
井手口陽介(←セルティック/スコットランド)

《out》
志知孝明(→サンフレッチェ広島)
輪湖直樹(→未定)
渡大生(→徳島ヴォルティス)
ジョルディ クルークス(→セレッソ大阪)
フアンマ(→V・ファーレン長崎)

〇コメント
福岡はしっかり戦力アップです。志知とクルークスの退団は痛いですが、後釜に亀川と紺野をしっかり確保。また、鹿島から小田逸稀、ヴェルディから佐藤凌我、セルティックから井手口と戦力の上乗せに成功しています。特に昨年ヴェルディでブレイクした佐藤凌我には大きな期待がかかります。この陣容なら1桁順位も見えてきそうです。


・サガン鳥栖

〇主な移籍
《in》
河原創(←ロアッソ熊本)
樺山諒乃介(←横浜F・マリノス)
岩崎悠人(←コンサドーレ札幌(完全に移行))
横山歩夢(←松本山雅FC)
富樫敬真(←ベガルタ仙台)

《out》
ジエゴ(→柏レイソル)
小泉慶(→FC東京)
福井太智(→バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
垣田裕暉(→鹿島アントラーズ(レンタル復帰))
宮代大聖(→川崎フロンターレ(レンタル復帰))
石井快征(→横浜FC)

〇コメント
福井太智のバイエルン移籍は今年の冬のトピックの1つに挙げられます。とはいえ、レンタル復帰なのを考えると全体の放出は割と妥当だった鳥栖。ジエゴ、小泉らの放出は痛いですが、その分とてもいい補強をしたんじゃないかと思います。熊本躍進の立役者河原、J3で得点量産した期待のFW横山、岩崎の完全移籍切り替えと充実のオフです。着実に去年よりも戦力アップに成功しています。


〇2023シーズン予想順位

ここまで読み進めて頂きありがとうございます。お待たせしました。それでは僕が考える2023シーズンのJ1順位予想です!!!


1. サンフレッチェ広島
2. セレッソ大阪
3. 横浜F・マリノス
4. 柏レイソル
5. FC東京
6. 川崎フロンターレ
7. 鹿島アントラーズ
8. ガンバ大阪
9. アビスパ福岡
10. ヴィッセル神戸
11. アルビレックス新潟
12. 北海道コンサドーレ札幌
13. 浦和レッズ
14. サガン鳥栖
15. 名古屋グランパス
16. 湘南ベルマーレ
17. 京都サンガFC
18. 横浜FC

めちゃくちゃ悩みました。悩みに悩んで、優勝と予想するのは『サンフレッチェ広島』です!主な理由としては、昨シーズンから戦い方が変わらずにシンプルなレベルアップが出来ていること、昨季の若手のブレイク、あとは勘です。(笑)

優勝争いは広島、セレッソ、マリノスの3チームかなと予想します。この3チームは選手層もチーム力も高いレベルで拮抗していて、2023シーズンのJ1を開幕から引っ張って行くような気がします。

ACL争いはレイソル、FC東京、鹿島、川崎の4チームだと予想しました。川崎はやはり谷口の退団をシーズン終盤まで引き摺るのでは無いかと思い少し低め、鹿島はスタートダッシュに失敗して中位を彷徨いますが、例年通り最終的には上に来るのではないか、FC東京は昨年よりも高い順位でフィニッシュするだろう、レイソルは昨年より上の順位かつ、ちょっと期待も込めてACL圏内だと予想しました。

中位は、正直めちゃくちゃ難しいです。しかしながら、G大阪は昨年のようなことにはならないのではないか、また福岡、新潟あたりが躍進してくるんじゃないかと思います。一方、浦和や名古屋は序盤に苦しみ、それをシーズン終了まで取り返しきれないのではないかと予想しています。

残留争いは湘南、京都、横浜FCの3チームだと予想しました。湘南は町野が研究されたことによる得点力不足に、京都は主力流出を補いきれなかった戦力差に、横浜FCはチーム力に泣きそうな気がします。特に横浜FCは昇格初年度の開幕直前にサポーターと揉めてる場合ではありません。大きくスカッドも入れ替わっているので、まずはサポーターを味方に付けないと何も始まりません。そしてこの3チームだけではなく、下手すると札幌、鳥栖、先述の名古屋をも巻き込むことになりそうです。


〇終わりに

まずは最後までお読み頂きありがとうございました!拙い文章で読みにくかったかと思いますが、前編から続く大作にお付き合い頂き感謝感謝です。
さて今シーズンは、全体的に見ればチーム力が昨年よりも拮抗している為にかなり順位予想が難しくなりました。どのチームにも上位進出のチャンスがあるシーズンなのかなと思います。

シーズン開幕前の有識者たちの順位予想はなんの意味があるんだと思っている僕がこうして順位予想noteを書いているのは何の因果か、この予想はどこに需要があるのか全く分かりません。(笑)
それでもひとつのエンタメとして、「あいつの予想絶対外れるわ」とか「なんでうちのチームがこの順位やねん」とかそういった異論も含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。

ではこのへんで!!シーズン終了後の答え合わせをお楽しみに!!

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