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Springbank 12年 Cask Strength Batch22 (ABV 55.4%)

世界中の多くのファンを魅了する12年カスクストレングス。
マレーシアの行きつけの酒屋で倉庫品一斉セールの初日を見に行って、Springbank15年とbundle販売されていたので購入しました。
Carn MorのBowmore23年1996を購入して飲みたかったですが店員にそもそも価格が高いのでBowmoreが一番好きじゃないとちょっとオススメ出来ないと促され、言われてみればそうだなと我に返って諦めました。

bundleの内容は以下の通り
ALLS18 : AnCnoc18年/Ledaig18年/Longrow18年/Springbank18年
KL : Kilkerran Heavily Peated(Batch 3)/Longrow
KK812 : Kilkerran8年CS(Batch 3)/Kilkerran12年
SS1215 : Springbank12年CS (Batch22)/Springbank15年
SD1418 : Springbank14年Bourbon Wood/Springbank18年

※約27円/RM 、マレーシアは酒税が恐ろしく高いのでこれくらいの価格帯です。倉庫品セールなのでこの価格でも全体的に5〜15%程ディスカウントされています。

bundle2setと1本の計5本購入しました。

閑話休題。

購入したSpringbank12年は2021年4月ボトリングでシェリー50%、ex-バーボン50%構成なのでBatch18と同じ。
香りはフルーティでブラックベリー、リンゴ系の酸味と潮っ気とスパイスもありフルーティさとスパイシーさのバランスが上手。
スプリングバンクだなーという香りですね。
味わいは口当たりは甘くスパイスと潮っ気が同時にきます。
もちろんフルーティさは常に存在し、乾いた木のようなピートももちろん存在します
鼻に抜けるスプリングバンク12年ならではの強い潮っ気が良いですね。
加水すると香りは少し潮っ気が強くなりますが加水前とそこまでの違いは無い。
味わいはピートとスパイスが引っ込んでしまうので甘さが常に前面に出ます。
潮っ気は常に存在するのでらしさは失いません。

ロックにすると香りは弱くなりますが良い意味で劇的な変化はありません。
味わいはより甘くなりもちろん潮っ気もしっかりと残った上でキリッとするのでロックに負けません、しっかりスプリングバンクが味わえます。

前回購入したボトルはBatch15でしたが相変わらずストレート/加水/ロックを安心して飲めるのはさすがスプリングバンクです。
ほんとに美味しい。

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