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樹冠構造と幹の成長

どうも、小倉丈一郎です!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

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【樹冠とは】

樹冠とは樹木の上部で枝葉が
茂っている部分のことをいいます。

樹木の成長は葉の光合成により生産された
物質がまず枝の成長と葉の増産に使われ、
それ以外の生産物はその枝葉よりも下の
幹と根系の成長に使われます。

樹冠の間が疎と密な状態では同じ
樹齢の木でも枝葉の量が変化し
幹の成長などが異なります。


【樹冠構造と幹の成長】

樹木の間が疎な状態で育った木は
樹冠が発達していて幹の肥大成長が
良くなりますが、樹冠より下の
幹の長さが短くなります。

逆に密な状態で育った木は下枝の
枯れ上がりが進んで、樹冠量が少なく
肥大成長が悪くなり、樹冠より下の幹は
細長く均一の太さになります。


山からは以上でーす!
またあした!

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