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間伐の意味と目的

どうも、小倉丈一郎です!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

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【間伐とは】

間伐とは森林における「間引き」のことです。

「間伐」の「間」という字は
隣り合った樹木の間隔という距離的な意味と
最終的な収穫までの間という時間的な意味を
持っています。

林分のある割合の樹木を選木して
伐っていく作業を行います。


【林分が不健全になるのを防ぐ】

間伐によって林分(樹木の種類・樹齢・
生育状態などがほぼ一様で
ひとまとまりの森林)の構造を
コントロールします。

林分が不健全な状態とは、隣り合っている
木の間隔が狭く、混みすぎて樹冠(樹木の
上部で枝葉が茂っている部分)が貧弱になり
幹が細くて重心が高くなることで
冠雪や強風に対しての弱くなること
などをいいます。

また、木の間隔が狭くなると太陽の光が
入らないことで林内環境が悪化し
下層植生の欠如によって表層土壌が
流亡しやすくなります。


【木の質を高める】

木材生産を目的とする間伐の場合は
形質の良い将来性のある木を選んで
それらに必要な葉量を与えてやることが
間伐の基本です。

また定期的な間伐によって収入を得ることで
山林経営を持続的に行うという
目的もあります。



山からは以上でーす!
またあした!

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