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100日連続投稿記念「Youtuber時代が意味するモノとは?」

今回は、皆様と自分のおかげで100日連続投稿となりました(笑)というわけで、100回連続投稿の感謝記念のコラムに、勝手にしたいと思います。

今や将来なりたい職業No.1にもなっている「Youtuber」ですが、特に年齢が高い人ほど、思うところはありますよね・・・。
誰にでもなれるものだし、誰にでもなれるものでもありません。

「Youtuber」というと、どんなイメージがあるでしょうか?素人が体を張って視聴者を笑わせたり、独自のコンテンツによって価値を提供したり、一つのテーマを動画にまとめたり。色んなタイプのYoutuberがいると思います。最近では、本田翼とか、キングコング梶原とか、芸能人も「Youtuber」として活躍している人もいますし、元○○という立場で暴露したりする人もいます。

スマホが普及している今、パソコンがなくても、誰でも写真や動画を取ることができ、誰でも「Youtuber」になることができます。芸能人ではなくて、「Youtube」という「メディア」に出演しているようなものです。擬似芸能人と言えるかもしれませんね。それを確立したのが「ヒカキン」ですが、最早彼は芸能人ですよね。言うなれば、「読モ」から芸能人になったような感じですかね。

それはいいとして、本題の「Youtuber時代が意味するモノ」とは何でしょうか?

それは、「知的情報が価値になる時代になった」ということです。これは、高度経済成長時代やバブル時代にはありえなかったことです。モノづくりや、商品を販売したり、開発したりしなくても、「面白いこと」「可愛いもの」「知的欲求を満たすもの」を提供すれば、就職して労働して得られる収入とはかけ離れた額のお金を手に入れることだってできます。

何が言いたいかというと、平成の世がもうすぐ終わるように、「時代は変わった」ということです。
これは、年寄りが口にするそれではなく、経済的な意味でも、社会的な意味で言えることです。今のなりたい職業No.1はYoutuberですが、以前は「大工」の時代があったり、「Jリーガー」や「プロ野球選手」の時代もありました。それは、ある種、その時代を表したものでもあります。Jリーグが始まったり、野球が盛り上がったり、厳しい現実に直面して、夢や憧れが描きにくかったり、そう言ったものを反映して、なりたい職業は変わります。

それが今は「Youtuber」と言われていますが、どんな世相を意味しているかというと、「物質重視」から「精神重視」になったということです。つまり、豊かになり、物が溢れてきた現代、物を作ったり売ったりするよりも、ものづくりではなく、必要な情報や知識を得ることの方が、豊かな人生にしたり、幸福感を得られるようになったということです。それは「知的モノづくり」と言えるかもしれません。
良い言い方をすればこうですが、悪い言い方をすれば、Yutubeを見るのはただの「暇つぶし」だったりします。つまり、「Youtuberの時代」とは「暇つぶしの時代」とも言えるかもしれません(笑)しかし、そう言える程、豊かで平和な時代(そう思ってしまっている)になったのかもしれません。

「Youtube」一つとっても、色んな見方ができますよね。「いかなる認識を持つか」ということが、これからの時代を生き抜く鍵になっていきます。

「Youtuber」が良いとか悪いとかはどうでもよく、「Youtuberの時代」から見えてくるものを受け止めることが、時代の荒波を乗り越える方法なのかもしれません。そう認識した上で、簡単に否定したり結論づけるのではなくて、現実を受け入れたり、認めたりすることが、これからの新時代を切り開いていく心構えなのではないでしょうか?

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