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子供が鼻くそを食べるのは本能

子供が鼻くそを食べるのは本能

意味:子供は自分の鼻くそを無意識に食べるが、それは本能

対義:大人が鼻くそを食べるのは変態

(例)いやぁ、子供の頃ってさ、ついつい鼻くそを食べちゃうんだよね。流石に大人になってからは食べなくなったけど、小さい子供を見てると、当たり前のように鼻をほじって鼻くそを食べるんだよ。『はたらく細胞』ってアニメを見て、気付いたんだけど、「子供が鼻くそを食べるのは本能」だったんだよね。

今回は一風変わった創作ことわざをお送りします(笑)
私は仕事柄、小さい子供と接する仕事をしていますが、自分も小さい時はそうでしたが、子供はやたらと鼻をほじります(笑)大人は流石に羞恥心があって、人前ではあまり鼻をほじることはないですが、油断して車の中で鼻をほじっていると、気付かないだけで人に見られてるってことがあるんですよね(笑)。目撃したことはないですか?本人が気付いてさえいなければ、見知らぬ会うこともない人に見られても痛くもないのでしょうけど。でもやっぱり恥ずかしいですよね(^^;

子供が鼻をほじるのは、一つは「羞恥心のなさ」にあると言えます。しかし、羞恥心も、人間の本能と言えますが、今回取り上げたいことはそこではありません。

鼻くそを食べるメカニズムを『はたらく細胞』から紐解く

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私が運営している神アニメランキング!虹見式にて、虹見式アワード2018!第5位にランクインした『はたらく細胞』というアニメがあるのですが、この作品は、人の体内に37兆いる細胞が主人公になった作品です。人の体の中で何が起きていて、どんな細胞がどのような活動をしているのかを知ることができ、自分の体を愛せるようになる名作だと思いますが、最近、ふと子供の鼻くそと『はたらく細胞』が結びついて理由を解明したので、多くの人を安心させる創作ことわざになると自負しています。

そもそも鼻くそとは、鼻水が固まったものです。体の中に侵入してきたウイルスや雑菌は、基本的に白血球さんがやっつけてくれます。

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そして、おっちょこちょいの赤血球が栄養や酸素を運び、血小板ちゃん達は、小さい体を一生懸命動かして、傷を直してくれます。様々な細胞が、体の健康を守るために、24時間休みなく働いてくれているのです。

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鼻は、ウイルスや雑菌の侵入経路でもあるので、異物があると鼻がムズムズしてくしゃみをしたり、鼻水を分泌させて侵入を防ぎます。その鼻水が固まったものが、鼻くそなわけです。その鼻くその中には、雑菌やウイルスが包まれて弱体化しているわけです。

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鼻くそを食べることは予防接種

つまり、鼻くそを食べるということは、弱体化させたウイルス雑菌を食べるということです。これはいわば「予防接種」のようなものです。『インハンド』最終話のコラムも触れましたが、予防接種とは、弱体化させたウイルスを摂取することで、免疫力をつけるというものです。ドラマでは、「新型エボラ」の弱体化ウイルスを発見する研究が行われていました。

これからの時期、インフルエンザの予防接種をされる方が増えると思いますが、弱体化させたインフルエンザウイルスを先に感染させるのが予防接種です。なので、予防接種を受けた方は、ちょっと熱が出たりだるくなったりします。

このように、子供が鼻くそを食べるということは、免疫力を高めるために、本能的に予防接種をしているようなものなのです。なので、自分が子供の頃、鼻くそを食べていても、恥じることはありません。自分の子供が鼻くそを食べていても、恥じることはありません。それは予防接種のような本能なのです。

本能任せに鼻をほじらない(笑)

なので、大人になってから鼻くそを食べなくなるのは、既に免疫ができているからであり、大人になっても鼻くそを食べるのは、そういう癖だったり必要ない行為なのです(笑)。大人になってからも食べる人はその名残。カニバリズムならぬハナカミバリスムでしょうか(笑)

よく言えば、自分の鼻くそは薬にもなり得ますが、他人の鼻くそはクソでしかありません(笑)。だって、人の鼻くそを食べられますか?(笑)気持ち悪いですし、逆に病気になるんじゃないかと思ってしまいます。やっぱり汚いですよね。

鼻くそを食べるという行為は、免疫力を高めるための予防接種だったというわけです。羞恥心はあっても本能的な行動なので、自信を持って下さい(笑)。そんなことで、自分を蔑んだり、バカにする必要は全くありません。
ただ、鼻をほじったら、ほぼ間違いなく、ウイルスや雑菌がついていると思うので、手を洗いましょう(笑)そもそも、指で鼻をほじることは、粘膜を傷付けたり、手についた雑菌が入ってしまうこともあるそうなので、気をつけた方が良いそうです。


基本的に「創作ことわざ」は、本来のことわざや元々あることわざを引用して応用したものや、常識的なことやルールを逆転の発想で生み出したものが多かったりします。物事を表面的に見るのではなく、ウラヨミしたり、逆転の発想で見てみる。道楽舎では、そんなことを表現したコラムも配信しているので、チェックしてみてくださいね!



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