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未来を知ることは自由を失う

未来を知ることは自由を失う

意味:未来がどうなるかを知ってしまうと、未来の結末に支配されるという意味

対義:いまを生きることこそ自由

(例)いやぁ、未来がどうなるかなんて、めちゃくちゃ知りたいと思ってたけど、いざ未来がどうなるか知ってしまったら、恐ろしいと思ったんだよ。もし来年地球が滅亡すると知ってしまったら、残りの1年間、絶望しかないし、まさに「未来を知ることは自由を失う」ってことだね。

今回の創作ことわざは、皆さんの観念や常識をぶち壊すものになるかもしれません。

生きていれば、この先どうなるのか、未来を知りたいと思いますよね?毎朝、ニュース番組では星座占いや血液型占いなど、今日という日がどういう日になるのか、ということを運勢を委ねたりして、結果が良ければテンションが上がって良い一日となり、結果が悪ければテンションが下がって、本当に嫌な1日にだってなることがあります。

かく言う私も、未来がどうなるか、気にならないことはありません。ただ、「道中を楽しむ」という道楽家になってからは、ほぼ気にならなくなりました。例えば、占いだって、見たところで、結果を見て楽しむだけの娯楽のようなものだし、ラッキーカラーやアイテムとかも言われたりしますが、関係ありません。ただ、楽しむものとしか思っていません。

女性の方が未来を知りたがる生き物

女性は占いが好きですよね。きっと、男性よりも女性の方が占いが好きで、読んでいただいている女性の方でも、占いに行ったことがある人がいるのではないでしょうか?実は、私の母や姉も占いが好きで、当たると有名な占い師の方がいたら、わざわざ遠出して行ったりするほどです(笑)私は全然興味ないので行かないのですが、勝手に私のことを聞いてくれるので、話だけは聞きます(笑)

なぜ女性が「占い」が好きかというのは、女性は、安心や安定を求める生き物だからです。男性と違い女性は、命を生むことができ、育むようにできています。だから、生きる為の「生存力」は、女性の方が強いです。なので、基本的に何よりも自分が安心できるようなことを守るような、安心できるような判断をしたいと思うから、未来がどうなるかを知る為に、占いに行くんだと思います。

未来を知ることで今が縛られる

未来を知るということで安心するとは思いますが、必ずしも安心するとは限りません。良い占いであれば、安心することもできるかもしれませんが、特に悪い結果だったら、その未来に捉われてしまって、自由である今が縛られてしまうことになってしまいます。

例えば自分がなりたい未来が、違う未来だと知ってしまったら、どう思うでしょうか?今までやってきたことが無駄になってしまうかもしれない、とするなら、自由であるはずの今が縛られてしまいます。

未来を知るということは、『バックトゥ・ザ・フューチャー』という映画でも描かれていましたが、ギャンブルの結果を知っていたことで、大金を手にするということがありました。それによって、未来が大きく変わってしまうということがありました。未来を知ることで大金を手に入れて、幸せになったと思いきや、未来は不幸に感じるものになるというジレンマを描いていました。

それが全てかどうかはわかりませんが、良くも悪くも、未来を知るということは、幸せになるとは限らないということです。むしろ、未来が決まってしまったことで、良い未来だったら、その未来の為に「今」が縛られてしまいます。悪い未来だったら、「今」を無駄に感じてしまいます。

つまり、未来を知ることは、「不自由」になるということです。

未来を知りたいと思うことは当然なんですが、その代償として、自由を失うということになってしまいます。私は「道楽家」として、道中を楽しむ者なので、これはとても重要なポイントだと思っています。「未来」「結果」を知ってしまうことは、「道楽家」ではありません。むしろ、「どんな結果になるか」という自由に行動も想像もできる「今」が一番楽しめると思うのです。

一般的には、未来がどうなるかということは知りたいと思うものだと思いますが、「道楽舎」としては、それは「不自由」になって「不幸」な道だとお伝えしたいと思います。

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