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M-1記念!最も面白い「お笑い」とは!?

M-1の優勝が決まりましたね!

個人的に好きだった「霜降り明星」が優勝したのは嬉しかったし面白かったですが、やはり「和牛」にいかせてあげたかったという思いもあります。

和牛もたしかに面白かったんですが、ネタが逆だったらなぁと思ってしまいます。昨年も、ネタ逆だったら優勝したと言われていますが、とろサーモンとネタが被ってしまうので順番を変えたそうです。

今回はわかりませんが、なんとも不運というか、持ってないのかもしれません。

優勝した霜降り明星は、十分面白かったですが、最も面白い「お笑い」とは何でしょうかる

漫才?コント?落語?

それらのどれでもあり、どれでもありません。

最も面白い「お笑い」とは!?

それは


「ハプニング」


です。

どういうことかと言うと、漫才もコントももちろん面白いんですが、それは「ネタ」であり、構成ができていて、「予定調和」の笑いなんですよね。

ネタをする側からしたら、どこで笑わせるという計算があるのでしょうが、そんなら思いとは裏腹に、ネタ中に噛んだり、ミスったりという「ハプニング」が起きた時こそ、一番の爆笑になります。

M-1とか、そういう大会では評価されないし、逆効果でしかなく、ネタをする側からしたら恥でしかないのですが、「笑い」の量としては、そういう時が一番ウケちゃうんですよね。

以前、新宿ルミネに行った時に、COWCOWがトリを務めたんですが、大オチで、振り向きながらボケようとした時、マイクスタンドに当たって倒れちゃったんです。それがその日一番の大爆笑だったのですが、当然本人は納得がいかず、こっちもオチが気になっていて、仕切り直してくれたのですが、残念ながらハプニングにはかないませんでした。

ただの「ハプニング」が面白いという訳ではなく、つまらん漫才で噛まれても面白くはないのですが、面白いことが前提になった「ハプニング」こそ、最強のお笑いです。

「笑いの神が降りる」と言いますが、大抵何かしらの「ハプニング」によるものです。そしてそれはしょっちゅう起こるものではありません。まぁ、「笑いの神」に愛された男もいますが(笑)、滅多に起こるものではないからこそ、予定以上の笑いになるんですね。

つまり、面白ければ面白いほど、ハプニングが起きると、笑いはもっと大きくなるのです。

この考え方は、「お笑い」だけではなく、色んなシーンにも当てはめることができます。またそのうち、関連コラムを出したいと思います。

霜降り明星のこれからの活躍が楽しみです!


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