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過去に日本型オペレーティングリースの組成と販売業務に従事してました。 投資家目線で投資判断に役立つ情報を発信中。 お問い合せ先→ jolcounsel@gmail.com

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  • 日本型オペレーティングリース(JOL/JOLCO)について

    日本型オペレーティングリースに関し、投資家目線で役立つ情報を発信しています。

  • 第17回と第26回の有料記事のセットです【1000円お得】

    航空機や船舶の1機買いについて理解を深めたい方向けに、併せて読むとより理解が深まる有料記事2つのセット販売です。 第17回:日本型オペレーティングリースを扱うリース会社一覧【投資家&就活生必読】 第26回:航空機/船舶の1機買いを成功させるリース会社の選び方【日本型オペレーティングリース】 個別購入より、1,000円お得な内容となっています。

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【日本型オペレーティングリース/JOL】安全&低リスク商品の選び方を教えます

こんにちは、JOLアドバイザーです。 突然ですが、貴方は日本型オペレーティングリース/JOL(以下:リース事業)への出資を検討していませんか? 税理士や銀行経由で紹介を受けたリース会社の商品への出資を検討しているけれど、本当にその商品に出資して良いか確信を持てず情報収集している途中にこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。 断言します。 この記事にたどり着いた方は運がいいです。 何故なら、この記事は日本型オペレーティングリースについて、出資しても良い商品の見極め方

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      • 第28回:ロシア向け航空機リースが一括解除される理由【カントリーリスク】

        こんにちは、JOLアドバイザーです。 3/2以降、ロイターや日経新聞にて「複数のリース会社がロシアの航空会社に提供している航空機リース契約を一斉解除する」という報道されています。 契約解除を行うリース会社は欧州系の企業ですが、日系資本のSMBCアビエーションキャピタルやオリックスのものも含まれているとの事です。 解約対象となる航空機リースに購入選択権付き日本型オペレーティングリース(以下「JOLCO」)スキームで提供されているものが含まれているのかは記載されておらず定か

        • 第27回:コンテナ船向けJOLCO出資は控えるべき理由(2022年現在)

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 今回はコンテナ船向け購入選択権付き日本型オペレーティングリース(以下「コンテナ船向けJOLCO」)への出資を検討されている方に向けて記事を書きました。 結論からお話すると「2022年現在、原則コンテナ船向けJOLCOには出資すべきではない」というのが私の意見です。 また「原則」と表記した理由は、コンテナ船向けJOLCOの大半は出資するにはやや不安があるが、特定の条件を満たす商品は出資しても良いと考えているからです。 そこで今回の記

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          第26回:航空機/船舶を1機買い(シングル投資)する為のリース会社の選び方【日本型オペレーティングリース】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)では、1機買い(シングル投資ともいう)(※1)と呼ばれる投資手法があります。 簡潔にご説明すると「投資家1社で航空機や船舶(以下:リース物件(※2))を1機丸ごと取得する事」を指します。 一般的にリース会社から提案されるほぼ全てのリース事業は、複数の投資家より匿名組合方式を通じた出資を前提に販売されています。 その事からどの商品も大多数の投資家ウケする様、以下2点が強調された構成にな

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          第26回:航空機/船舶を1機買い(シングル投資)する為のリ…

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          第25回:スエズ運河の座礁責任を、日本企業が負う理由を解説します【海運と船舶ファイナンス】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 2021年3月23日にエジプトのスエズ運河で、大型コンテナ船、EVER GIVEN(以下:エヴァーギブン)が座礁しました。本船は日本企業である正栄汽船が保有し、台湾大手海運会社の長栄海運に用船しています。 スエズ運河はエジプトの人工海面水路ですが、欧州とインド間での海運輸送を行う場合、スエズ運河を航行する事でアフリカの喜望岬を経由する場合と比較して航行距離を約7,000キロメートル短縮できるメリットがある事から、通行料を支払い毎年多く

          第25回:スエズ運河の座礁責任を、日本企業が負う理由を解説します【海運と船舶ファイナンス】

          第24回:商品毎に損金計上額が異なる理由(新造航空機or船舶の場合)【日本型オペレーティングリース】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)は、商品ごとに初年度損金計上率(以下:初年度効果)が異なります。 昨今の平均的な初年度効果は、出資金に対して70-80%相当だと思いますが、中には初年度効果が100%のもあれば、逆に50%台のものあります。 この初年度効果の差は、どの様な理由で生じるのでしょうか。 リース事業には投資家や賃借人(航空会社や海運会社)のみならず、リース会社や銀行等。様々なプレイヤーが関わり利害を共有して

          第24回:商品毎に損金計上額が異なる理由(新造航空機or船舶の場合)【日本型オペレーティングリース】

          【個別記事】お問い合わせ事項への回答【1部限定】

          以下の同意事項にご理解いただける場合のみ、ご購入をお願いいたします。 <同意事項> ⑴本記事は 筆者の知りうる範囲の情報を記載しております。 ⑵正確な記載を心がけておりますが、内容に誤りがある可能性もあります。 ⑶本資料はあくまでも参考資料としての位置付でご参照ください。 ⑷実際のローン検討時は各種専門家や各種機関へ確認をお願います。 ⑸本資料の内容が原因で不利益や損失が生じた場合も、筆者はその責任を追わず、一切の保証・賠償義務は行わない事とします。 1.外国金融機関のJ

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          第23回:日本型オペレーティングリースの活用事例2(事業承継の株価対策)

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 経営者の皆様とお話をしていると「事業承継の為に株価を評価をしたが、想像以上に高く、後継者に引き継ぐ事が出来ず困っている」という声を耳にします。 そこで、今回の記事は、日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)の活用事例第2弾としてリース事業を活用した株価の引き下げ方法をお話をします。 ※私について知りたい方は、下記の自己紹介をご覧ください。 1.株価の評価方法この記事を読んでくださっている方は、未上場企業の経営者が多いのでは

          第23回:日本型オペレーティングリースの活用事例2(事業承継の株価対策)

          第22回:為替リスクの発生理由と、その回避方法をお話します【日本型オペレーティングリース】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)に出資した場合、円貨で出資するにも関わらず、その償還がドル貨の商品が多いです。 その場合、投資家が為替リスクを追う事になってしまうのですが、できるだけそのリスクは避けたいですよね。 そこで今回は、①なぜリース事業では為替リスクが発生するのか、そして②為替リスクを回避する方法をご説明します。 今回の記事を読んでいただくと、為替リスク発生のメカニズムと、その回避方法が分かり、出資案件を選

          第22回:為替リスクの発生理由と、その回避方法をお話します【日本型オペレーティングリース】

          第21回:日本型ペレーティングリースの営業について語る【中毒性が高くて危険】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 私はかつて営業として、日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)の投資家募集業務(以下:販売業務)に従事していました。 その際、私は販売業務は「従事者の人生を変えてしまう危険な仕事だ」と感じており、今回はその理由を書いてみました。 この記事を読んでいただくと、販売業務従事者がどんな気持ちで働いているのかご理解頂けると思います。固い記事ではないので気楽に読んでみてください。 ※私について知りたい方は自己紹介をご覧ください 1

          第21回:日本型ペレーティングリースの営業について語る【中毒性が高くて危険】

          第19回:世界の航空機リース専業会社一覧【航空機ファイナンス】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 世界には航空機リースを専門に行う会社があり、その様な会社をオペレーティングレッサーと言います。 今回はオペレーティングレッサーのランキングを作成したので、それを元に世界の航空機リース業界の規模感と、日系リース会社の存在感について解説したいと思います。 ※私について知りたい方は自己紹介をご覧ください ⒈オペレーティングレッサーランキングオペレーティングレッサーのランキングはこちらです。 保有機材が多い順で表示しており、ランキング1

          第19回:世界の航空機リース専業会社一覧【航空機ファイナンス】

          第18回:参入障壁が高い理由【日本型オペレーティングリース】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 日本には約300社のリース会社が存在します。しかし、日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)の組成(商品開発の事)を行っているリース会社は約15社と極僅かです。 その理由は参入障壁の高さにあります。 そこで今回は、何故リース事業の参入障壁が高いのか、その理由をお話します。 ※リース事業の取り扱い会社一覧は下記をご覧ください。 ※私について知りたい方は自己紹介をご覧ください。 1.組成出来る人材が少ないリース事業を組成す

          第18回:参入障壁が高い理由【日本型オペレーティングリース】

          第17回:日本型オペレーティングリースを扱うリース会社一覧【投資家&就活生必読】

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 日本には約300社のリース会社が存在しますが、その中で日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)を扱う企業は約15社しか存在しません。その理由は、商品組成や販売の難易度が高く参入障壁が高い為です。 ※その理由を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。 その事からリース事業は投資家ニーズに比較して販売ニーズが少なく、慢性的に商品不足の状態が続いており、販売を開始するとすぐに売り切れてしまう事が多いです。 その為、各リース会

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          第9回:レバレッジドリースとは何か

          こんにちは、JOLアドバイザーです。 レバレッジドリースという言葉を耳にされた事はあるでしょうか。 これは日本型オペレーティングリース(Japanese Operating Lease、以下:JOL)の前身となる商品ですが、税制改正により2005年に終焉を迎え、現在は商品組成・販売は行われていません。 しかし現在でもJOLの事をレバ(レバレッジドリースの略称)と呼ぶなど、JOLと混同して理解されている方が多いです。 そこで今回の記事では、JOLと比較しながらレバレッジ

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