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冒険って

空白の五マイル
角幡唯介

最初に出会った角幡唯介さんの作品は

極夜行

だった。

極夜、というの現象を初めて知った。
長らく頭の中になかった
冒険
という言葉を忘れられなくなった。

その時からぜひ読もうと思っていたのが、空白の五マイル。

ようやく手にできた。

ツアンポー、という名を、この本を読むまで知らなかった。
チベットやヒマラヤの川や峡谷など、あるだろうとは思っていたが、正直、知らなかった。
だから本書の中で紹介される歴代の冒険者たちのことも、知らなかった。

知らないことだらけで読み進め、とにかく驚くことばかり。

なんでこんな無茶をするんだろう。
なんでここまでやっちゃうのか。

冒険どころか、ハイキングさえ苦手な私には、とんでもないことだらけ。

しかし
面白かった。

まさしく異世界を旅する経験。
読書の醍醐味。

角幡唯介さん
次も楽しみです。

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