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中国ゼロコロナ政策の終焉が見えてきた(11周目)

タイトルの内容は12月9日です。

12月7日(2022年)

食堂で見かけた満足度調査アンケート。面倒だからやらないけど、全体的に満足してます。

食堂にいた白人の留学生。人類皆兄弟なので国籍とか肌の色とか関係ないけど、やっぱり身体の作りが根本的に「違う」人っているよな。

12月8日(2022年)

何見てるの?

何?

おお…

出前で頼んだご飯にワイヤーが混入していた。友人が即座にアプリでクレームを入れると電話がかかってきて、返金をしてくれた。ということでタダ飯にありつけて最高の気分。それにしても友人のこの行動力を見習いたい。中国で生きるというのはこういうことなのだ。不満があればすぐにアクションを起こして交渉をしなければ自分が損をする。ちなみに5枚目には「返金成功 申し訳ございません。改善に努めます」的なことが書かれてある。

オープン記念の花も看板も全てが赤い。めでたい色だからまあそんなもんか。

大白の格好をした人たちがスーツケースを持って校外へ…。これはつまりアレだな、陽性者が防護服を着せられて追い出されている様子だな。ゼロコロナからウィズコロナへの転換期へと差し掛かっている中国ではこれからこのように感染者が目に見える形で増えていくだろう。

12月9日(2022年)

チベット物産店みたいなのが食堂の前でやってた。

2020年の2月14日からの復旦大学のシステム「平安復旦」が昨日で2年半の幕を閉じた。実は毎日このミニプログラムから自分の体調や位置情報を学校に送らないと学校に入れなくなってしまうという謎システムが存在していた。変化が速い。本当にこの国は変化が速い。

政策がウィズコロナへと転換すると懸念されるのは感染者の増加。いや、懸念などする暇もなくあっという間に感染者が大学内でも出現し始めた。10人1セットで行われるPCR検査でも自分以外の9人の中に陽性者が出る可能性が急激に高まったので、10月9日に上海に着いてから約60日間1日も欠かすことなく行なっていたPCR検査を初めてサボった。悪いことしちゃったカナ…?

12月10日(2022年)

校外に出るのにカードをかざして48時間以内の陰性を証明する必要がなくなった。でも入ってくる時は必要。おい。

もう卒業写真を撮る季節なのか?

甘い香りに誘われた私は日本人。クレープ的なものを売ってる屋台の広告に日本留学の文字が。

校門の前で大白がたむろしていた。一体どういう人たちなんだよ…。隔離が終わったばかりだと言っている人の声が聞こえたが、実際にこの大白がどういう人たちなのかよくわかっていない。

12月11日(2022年)

知らない人の靴。服装は自由。日本に比べて着たいものを着ている人が多い。

日本人の多い金虹橋。ショッピングモールのレストラン街にはベジットなどのZ戦士が。

トラン…クス…?

外灘はなんと2元(約40円)で船に乗ることができる。5分くらいかけて向こう岸まで行ってくれる。要はバスのような交通手段の一つで遊覧船とは違う。

船着場消毒してるけど、意味ないて。地面舐める変態がいるなら消毒する価値あるかもしれんけども。

あくまで交通手段に過ぎないので、興味なさそうにしている人も多い。もちろん観光気分の人の方が大多数を占める。

バイクも自転車もなんでもあり。

12月12日(2022年)

基本的に俺は邯郸キャンパスの北区で生活しているが、南区というのもある。図書館
を求めてここに来る。実はこっちらへんの街並みがめちゃめちゃ好きなんである。田舎っぽさが最高。落ち着く。

復旦図書館という5文字を2文字に圧縮した例。

12月13日(2022年)

決めた。今週は学校から出ない。中国はウィズコロナになったにも関わらず、学校に入るためにはいまだに48時間以内の陰性証明が必要。陽性者が爆発的に増えているこの環境でPCR検査を受けると、陽性者に巻き込まれる可能性が高い。(10人1セットなので)なので、しばらくはもう検査もしないし学校からも出ない、という個人防疫を開始する。

人に会わないならどんな格好でも良い。愛校心溢れるおしゃれコーデにメガネ、マスクで図書館で勉強しちゃう。


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