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「ローリングストック」

ペンペン草が生き生きしています。

半世紀以上、御縁がきれずにいる級友が
ひとりおります。同郷でもあったので学生時代はアパート暮らしをシェアしていました。
ご実家が裕福で絵に書いたようなお嬢様でしたから、、持ち物などはブランド品が多くて
世の中には貧富の差があることを身近で教えてもらった人です。なので性格もおっとりで
マイペースで、自分なりの世界をお持ちだったから周りの友達も゙付かず離れずの距離感で
お付き合いをしていました。ご本人も
そんな自分を知っていて常に控えめで前に出ることなく行動していました。こちらはというと、まさに正反対を行くガチャガチャ道をまっしぐらに生きてきましたので、、彼女の
テンポには、とうの昔から付いて行けなかったので意地悪ばかりしていました。が……
こちらの気持ちには全然頓着しないとこがあって、今でも変わらない彼女なりの気持ちを
押し付け続けてくださっているのです。
これこそ生粋のお嬢様ではないでしょうか。
きょうは彼女からの心温まる品々が届きました! ひとつは良く分からない皮膚のブツブツが取れるらしいゴム製タオルです。なぜ私がブツブツになっていると思ったのでしょう?
とくに気になるようなブツブツはないのですが、老人括りでそういう事になっていると思い込んでるのかもしれません…あとは冷え冷えになる首に巻くアレも入っていました。
なぜかなぜか、うずらの玉子も゙です。これはきっと自分のお気に入りかもしれません。
一筆箋には友を気遣う言葉も゙丁寧に綴られています。意地悪な自分はまだちょっといるけども゙…彼女の幸せを心底祈っています。

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