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紅テント

薔薇を見に出掛けたとたん強風突風で押し戻されてしまいました…

状況劇場の唐さんがお亡くなりになって
またひとつの時代の終焉をかんじています。
最後まで芝居への情熱は冷めずにいたことでしょう、、劇団とリアル世代ではありますが
直接観に行ったことはなかったです。よっぽどの演劇好きでなければ理解できない世界を作り上げていたことは確かなので、、分かりやすく言えば役者はほとんど全裸だったり
嘘かホントか鶏の頭をちょん切るなんてことも聞いたことがあります。そんな猥雑で過激な芝居を見る勇気がなかったのが真実です。
怖い物みたさの願望に近い感覚は、昔の大道芸と言われて旅回りをしていた芸人や見世物小屋近いです。そして既成の演劇とは正反対の表現をしたことで、みるみるうちに話題となって人気の劇団になっていきます。当時は閉塞的な社会へどんどん進み弱者と言われる人も増えつづけていたので共感をもって受け入れられたのでしょう。現在でも小劇場と言われる芝居の原点が状況劇場です。そういう
意味でも唐さんの功績は計り知れないのですが、これからどういう形で継承されて行くのかが気になります。蜷川さんの時も存在が大きすぎていたので継続できなくなっている事もあります。あたり前の事ですが、、変わりがいるわけではないのですから…あらためて影響力が半端ない人を失う厳しさと寂しさをかんじています。有限であることを頭の中ではわかっていても残念でなりません。
そしてテント張ってるあたりで
弔いの芝居はやってるのでしょうか??
気になります…


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