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小さな草花

雪がふるのだろうか…

「男はつらいよ」シリーズをひさびさにみて
大笑いや小笑いをする。きっと山田洋次監督が1番笑っているのではないかと思ったりして厳しくも楽しい撮影現場が想像できる。
あらためて
渥美清さんが演じたフーテンの寅は
格好がよいことに気づく。あの肩に羽織ったような上着が利いているのである。
47作?ぐらいあってその都度マドンナが現れて寅さんは瞬時に恋をするというお決まりなので、、それを知っている家族の気持ちも丁寧に演出しているから寅さんは幸せだ。
当時は映画館で必ず観ていたので、
思い返せばここぞの場面で客席から拍手が湧くなんて映画は後にも先にもない。そういう時代であったといっても良い。昭和の不適切さも満載だから現在となっては放映するときには注意書きがながれる。
寅さんの職業はテキ屋と言われてお祭りなどが神社の境内あればそこで仕入れた品物を
言葉巧みに売る口上は今ではもう無くなってるだろう…(バナナの叩き売りなど)
叩き売りなんてことはもう使っちゃいけないことなのだろうが、映画のエキストラの客は
みなさん満面の笑顔できいている!!とくに普通の買い物かごを下げているようなおばさんたちが自然のままで。。こんかいのシリーズでは、女難の相がでていると通りすがりの
僧侶に言われるところからはじまって、
お決まりのマドンナが現れるが、気持ちが絶好調になったとこで恋のライバルがいることを知ってしまう寅さん…そのライバルは口下手で思いを伝えられないでいることに気づく寅さん、、それは他の人にはわからない微妙な思いを寅さんは見抜いてしまう。それは
いままでの女難が学びになっているようで
笑えない話なのだが寅さんはそこで身を引いて恋のキューピットになる。ラストシーンで
また柴又をはなれ旅に出る列車で僧侶に出会う。寅さんはうやうやしく頭を下げるという
とこがお腹の底にしみいる…それも蒸気機関車となれば風情たっぷりの寅さんとなる。
いまだに
柴又へ行ったことはないが帝釈天と
とらやの団子はあるので訪れたいものだ。

お気に入りの花屋さんから
春のやさしいかわいい

水仙 鈴蘭などなど

草花がとどく。




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