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江戸っ子は五月の鯉の吹き流し

オレンジジュースが好きなんで

東京に住まいだした頃
銭湯通いをしていましたが、、
お湯の温度が半端なく熱くて入れないので
水を足そうとすると銭湯通と思われる年配の方の目線が突き刺さってきました。その時から東京お江戸の湯は熱湯風呂であることを知ることになりました。そんな我慢をしてまで湯に浸かることなどはストレスでしかないので入るのはやめました。現在はサウナ流行り
ですから、、極度な熱さに耐える行為は時代には関係ないようです。ただお江戸感覚で言う微温湯は江戸っ子気質には合わないこと、それはぬるい湯に長く入ってしまうことが無粋とされていたからで、あっつい湯にちゃっと入って、ちゃっと出る!が粋の真髄ということらしいのです。それは痩せ我慢とも言い換えられます。3代が続いて江戸っ子と呼ばれるのも最近知りましたが、そういう気質は
受け継がれているのでしょうか…すでに
内風呂(昔はそういう言い方)が当たり前ですし、身近に有った銭湯も気がつけばどんどん廃業となっています。落語でも、浮世風呂
浮世床(こちらは床屋)で語られるのは
生き生きとした滑稽な庶民の暮らしぶりなのです。もう小気味よい笑いも少なくなったので出来ることならお江戸へタイムスリップしたいものです。その時代の片鱗を感じさせられるのは「祭り」でこれだけは形を変えながら100年後も残って行くとおもいます。昨年から戻って来た地元の祭りに感動しかありませんでした。。ことしは粋を感じられるとこの祭りが見たいものです。


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