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私の思う大相撲春場所の見所

横綱照ノ富士が二桁優勝に王手をかけています。番付的にも、先場所の中盤以降の内容を見る限り優勝候補の筆頭です。ただ先場所復活優勝したとは言え腰や膝などに不安がないとは言い切れないと思います。序盤5日間がカギになってくると思います。

大関貴景勝ですが首の状態が気がかりです。ただ角番である為休場するのも難しい状況です。(今場所休場して来場所特例復帰を目指す選択肢もあるとは思いますが2桁勝てるかと言えばなんとも言えない状況ではないかと思います)こればかりは出て見ないとわかりませんが過去にもこういった状況を乗り越えてきた大関なので信じたいと思います。

大関霧島は先場所綱取りの場所を11勝4敗で終え残念ながら綱取りとはなりませんでした。ただここ1年優勝2回二桁勝ち星5場所と安定しており現状横綱に近いのは霧島だと思います。場所後師匠の定年に伴い部屋が閉鎖予定なので陸奥部屋所属力士としてまた横綱を目指す大関として並々ならぬ決意で挑んでくると思います。

大関豊昇龍は先場所優勝争いにいながら無念の途中休場でした。先場所悔しい思いをした事もあり今場所は大関としてそして横綱に向けて今場所こそはと集中力を高めて来ると思います。

朝乃山が再び三役復帰を狙え位置に戻ってきました。過去の実績と実力的には大関に近いですがここ数場所怪我による休場が多いのが気がかりなのでまずは怪我に気をつけてほしいと思います。

先場所新入幕で11勝と大活躍の大の里が西5枚目と先場所以上に上位陣と対戦する可能性が高い番付に上がってきました。大の里の馬力のある突き押しが通用するかに注目しています。

先場所新十両優勝で1場所で入幕を果たした尊富士にも注目です。先場所は迷いのない押し相撲を見せていたので幕内でも通用するのか注目です。

十両では幕内優勝経験者の若隆景と新入幕で千秋楽まで優勝争いをした伯桜鵬が復帰しました。個人的には伯桜鵬のモチベーションがどうなのか気にはなりますが実力と実績を考慮してこの二人が十両の優勝争いを引っ張ると思われます。

北磻磨が21場所ぶり十両に戻ってきました。
北磻磨は関取経験者が15人でその内1横綱1大関6関脇1小結を輩出している花のロクイチ組の1人で元横綱稀勢の里と同じ平成14年春が初土俵の37歳です。
年齢的な事もあり去年の秋場所には三段目まで番付を落としましたがそこから7-0優勝 6-1 4-3と3場所で関取復帰を果たしました。37歳とは思えない若々しい突き押し相撲を見せているので久しぶりの十両で思い切り暴れてほしいと思います。

以上が私の思う春場所の見所でした。

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