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大相撲春場所 新大関琴ノ若の10日目

大相撲春場所10日目
新大関琴ノ若は王鵬と対戦し押し出しで2敗を守るとともに勝ち越しを決めました。

立ち会い受けるような立ち会いに見えましたが
構えが安定しており独特の身体の柔らかであまり王鵬の圧力が伝わっていないように感じました。

その後左でおっつけて相手が仰け反ったところを引いて相手の首を押さえつけながら右でしっかり相手を押していくような形で相手のバランスをうまく崩してから再度相手を押していき、その流れで上手を取って王鵬を寄り切りました。

ここ数日しっかり構え下半身が非常に安定しており相手に圧力をかけて押していくまたは突っ張っていくという攻めの相撲で大関の貫禄を見せつける完璧に近い内容を見せています。


明日は全勝の新入幕尊富士と対戦します。
相手は新入幕とはいえスピードの速さ、下半身の安定感、判断力の速さなどが新入幕とは思えないような相撲を取ります。

優勝争いに残る為にも明日の一戦は重要になります。琴ノ若が優勝に向けて更には番付の重みを示すのか、それとも尊富士が大鵬が持つ新入幕連勝記録に並び優勝に向けて前進するのか非常に注目です。

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